先日、大阪での仕事完了後、待ちに待ったカメラ屋さんへ行ってきました。
以前、次のカメラをフラッグシップモデルのEOS-1D X Mark IIIにするか、それとも、EOS R3にするか悩んでいました。
私なりに調べて、本当は、どちらを購入するか決めていました。そして、お店の店員さんの最後のひと押しのアドバイスで、
こちらを購入します
とする絵を描いていました。
今日は、「店頭でCanonのEOS-1D X Mark IIIとEOS R3のお話を聞き、比較検討し、注文してきました」と題してのお話です。
私が求めていたカメラ
私の被写体は野鳥が90%です。ですので、新しいカメラは、おのずと動物を撮影するための役割がふられます。
八丈島は、太平洋に浮かぶ島ですので、湿度がとても高いです。
これらの点を見れば、私が何を注文しようとしていたか、気づいた人もいるかも知れませんね。
そう、デジタル一眼レフカメラのEOS-1D X Mark IIIです。速いAF、ドットサイトがホットシューに付けられて、高い防塵防滴の堅牢性、多湿でも止まらないカメラです。
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出張期間中での体のトラブル
実は、私は、20年前に交通事故で、一度死にかかっています。手足が揃っていますので、外見は正常に見えますが、体の中は色々な障害があります。
その一つにヘルニアがあります。今回の出張で、久々の激痛が発症し、歩くのが困難になりました。
EOS-1D X Mark IIIは1,440 gもあります。体の問題で、カメラの重さを考えなくてはならなくなりました。
それでも、EOS-1D X Mark IIIが欲しかった
私が新しいカメラを買おうと決心しましたのは、今の野鳥写真専用機のEOS 7D Mark IIでクロハラアジサシの飛翔を撮影する際、ファインダーにずっと捉えていてもピントが全く合わなかったからでした。
7年も前のカメラです。私の要求の方が間違いです。
ですが、このときの撮影の不満でプロ仕様のカメラを購入する踏ん切りもつきました。
お店には、中古のEOS-1D X Mark IIIがたくさん並んでいました。
EOS-1D X Mark IIIは、つい最近の2020年2月に発売開始されたカメラです。でも、EOS R3の発表のあと、多くの方々が手放し、この一ヶ月で中古価格が一気に10万円以上も暴落しました。
狙ったとおりになっていました
店員さんからの推薦は、予想外のEOS R3
中古のEOS-1D X Mark IIIが並んでいるショーケースを背に、店員さんからの解説が始まりました。店員さんはプロカメラマンでもあります。
ガイドさんの被写体は、野鳥ですよね
はい、そうですよ
店員さんは、新品のEOS R6とRF600mm F11 IS STMとRF800mm F11 IS STMを出し、私に覗かせました。
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店員さ〜ん、こんなことをして、EOS R3を買わせようとしているんでしょ?
商売上手ですね
いえいえ、私の意見も聞いて下さい
店員さんは、EOS-1D X Mark IIIを上回るEOS R3の長所として
- AFの速さ
- 動物検出
- 高速連続撮影
- RFレンズの将来性
を挙げられました。
数年後、Canonのすべてのカメラは、ミラーレスになっている可能性が高いそうです。野鳥をメインに撮影する私の場合は、上述の理由により、EOS-1D X Mark IIIよりもEOS R3の方がいいとアドバイスされました。
ショーケースに並んでいるEOS-1D X Mark IIIは、鉄道を主に撮影されている方々が売りに出したものです
つまり、Canonのカメラは、今が、デジタル一眼レフカメラからミラーレスカメラに変わりどきなのです
ガイドさんが、デジタル一眼レフカメラを好んで使っているのは知っていますよ
でも、今後のことを考えますと、将来性の少ないデジタル一眼レフカメラよりも、将来性と様々な機能が向上したミラーレスカメラを薦めるしかないんです
店員さんは、精一杯値引いて下さいました。
正直、私も、ここまでは求めていませんでした。EOS R3を購入するための私の予想金額よりも遥かに低く、そして、EOS-1DX Mark IIIとその周辺機器を買うために用意したお金よりも少し足しただけの金額となりました。
それでも、支払いのとき、私のクレジットカードをもつ手が震えていました。いくら値引きをしていただいたとしても、高額なのです。
清水の舞台から飛び降りるとは、このことかと思いました
EOS R3は2021年11月末に発売されます。ですので、購入ではなく注文して、八丈島に帰ってきました。
車の購入費をカメラにしてしまいましたので、また、少しずつの貯金が始まります。これからの数年間、遊び無し、節約、我慢の生活が確定しました(笑)。
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EOS R3