2025年、CanonのEFマウントの終わりが近そうです。今後、私はどうするか?

写真機材

1987年に私はオリンパス(現OM Digital Solutions)の一眼レフカメラのOM-2 SPOT/PROGRAMから写真を始めました。そのOMマウントはオリンパスの一眼レフカメラの生産終了とともに終わりました。

途中からカメラをCanonのT90に変えました。手持ちの撮影はT90のNew FDマウント、リモートコントロール撮影はEOS RTのEFマウントと使い分けました。

アメリカに留学中にマニュアルフォーカスからオートフォーカスにレンズを替え、それ以降EFマウントのレンズをメインに使ってきました。New FDマウントは1989年を最後に新しいレンズの発表は無く、生産終了とともに終わりました。

そして、2025年の現在、EFマウントのカメラボディはEOS-1D X Mark IIIとEOS 5D Mark IVの2台、レンズはたった13本となってしまいました。


今日は、「2025年CanonのEFマウントが終わりが近そうです。今後、私はどうするか?」と題してのお話です。


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時間をかけて中古で買い揃えたEFマウントのレンズ

私は、時間をかけて、主に中古でレンズを買い揃えてきました。お金が無かったので、貯まったら買い足しの繰り返しでした。

私は、EFマウントの3本のズームレンズ、2本の超望遠レンズ、3本のマクロレンズ、1本のテレコンバーター(Canonはエクステンダーとよんでいます。)、1本のマウントアダプターを使っています。RFマウントのカメラはEOS R3を持っていますが、レンズは1本も持っていません。

現在のCanonはRFマウントをメインにしています。EFマウントのカメラとレンズは縮小し、生産終了が続いています。

不安になってきましたね


レンズの寿命は長い

工業製品にはサイクルがあります。最後は生産終了となります。これはカメラもレンズも同じです。

現在、私が持っているEFマウントのレンズは全て生産終了となりました。同じものを手に入れるためには、中古しか手段がありません。

このままEFマウントの機材を使い続けていいのか?

と悩むことは多々あります。しかし、幸運なことに、これまで壊れたのはEF400mm F5.6L USMが一度だけでした。

38年間(!)EF50mm F2.5 コンパクトマクロを使っていますが、一度も壊れていません。これは個体にもよるかも知れませんが、レンズの寿命は長いようです。


古くてもEFレンズの描写力はなかなかのレベルです

私の古株のレンズを例にとりますと、EF50mm F2.5 コンパクトマクロ(1987年発売開始)、EF400mm F5.6L USM(1993年発売開始)、EF600mm F4L IS II USM(2012年発売開始)、長きに渡って使ってきました。

それぞれのレンズで撮影した写真を掲載します。

ハチジョウアザミCirsium hachijoense
EOS 6D Mark II+EF50mm F2.5 Compact Macro
モズLanius bucephalus
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF400mm F5.6L USM
クロハラアジサシChlidonias hybridus
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

なかなかやりますよね

RFレンズで撮影した写真と横並びで掲載すれば粗は目立ちますが、単独では古いレンズで撮影したとは思えないと思います。

私の写真の発表の場は主にインターネット上です。古いレンズですが、必要十分なな描写力といえます。


今後、私はどうするか?

私の古いレンズの寿命はまだまだ、描写力も目的に達しています。購入資金の問題もありますので、慌てて新しいRFマウントのレンズを購入する必要はないと思っています。

ただ、優先順位を付けるのは必要だと思っています

風景写真を主に撮影されている方ならば、焦点距離16-200 mmのレンズが何かありましたら、優先的にRFマウントのレンズに買い替えるべきだと思います。

同じように、植物を撮影する方ならば焦点距離50-100 mmのレンズ、ポートレートを撮影する方ならば焦点距離85-300 mmのレンズ、そして、私のように野鳥を撮影するならば焦点距離400-600 mmのレンズの買い替えの可能性を頭に入れておきます。

また、今後、私は、焦点距離の短いレンズは無人撮影用に今まで以上に過酷に使う可能性があります。中古のEFレンズはさらに安価になりますので、再購入で対応する予定です。

これまでも中古で少しずつ買ってきました。新品のレンズは高価で買えませんので、この購入戦略は継続すると思います。


今日は、「2025年CanonのEFマウントが終わりが近そうです。今後、私はどうするか?」と題してのお話でした。

戦々恐々ですが、レンズの寿命は長いですし、古くても描写力は必要十分です。私は、優先性の高いレンズが壊れたときはRFマウントのレンズの購入を検討しますが、それ以外は中古のEFレンズを再購入し、対応しようと思っています。


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