私が小学生のころ、学校でアサガオやヒマワリの種を鉢に植え、生育日記を採りました。
というか採らされました(笑)
当時の私は植物にはまったく興味がなかったので、水やりを忘れ、枯れたアサガオとヒマワリの生育日記をどう書くか、頭を痛めたことを覚えています。
そんなお手本にもならない子供でも、大人になったら博士になるのですから、世の中何が起きるのか分かりませんね(笑)
私は植物が嫌い子供でしたが、
植物って何なんだろう・・・?
と八丈島に住み、自分で、ものごとを考えるようになってから、植物に対して興味が一気に増しました。そして、自身が無知であることもたくさん知りました。
そんな2022年1月下旬、私は小さな新芽と出会いました。
これって、もしかして・・・
今日は、「2022年冬から春にかけて、東京都八丈島でハチジョウチドリの生長を観察しました」と題してのお話です。
ハチジョウチドリ
昨年、私はハチジョウチドリを初めて見ました。
ハチジョウチドリはラン科ツレサギソウ属に属します。ランのイメージとはほど遠く、花は緑色をしていますので、とても地味な植物です。
当時は、花だけを見ていましたね
私自身は、地味な花が好きです。ハチジョウチドリと、次の年は、どのような出会いがあるのかおぼろげに想像をしていました。
真冬に出会った、よく分からない植物の新芽
初めて新芽に気づいたのは、2022年1月27日。八丈島では冬の真っ只中です。
今年は、あられがたくさん降り、寒い冬でした。そんなとき、厚みのある葉を持つ新芽と出会いました。
もし、これがハチジョウチドリならば、定点観測で生長の様子が見られるかも・・・?
ということで、定期的に、このよく分からない新芽の生長を撮影することにしました。
新芽の成長の様子
2022年2月3日、新芽は一回り大きくなりました。
2022年2月27日、新芽は3兄弟になりました。
2022年3月3日、横幅の生長は終わり、縦方向の生長が始まりました。
2022年3月10日、16日、日増しに草丈が伸びました。
2022年3月31日、蕾が出来ました。
新芽はハチジョウチドリで確定
2022年4月10日、花は下から順に咲き始めました。
2022年4月12日、花が満開になりました。
ハチジョウチドリで確定です
初めは、ハチジョウチドリとは分かりませんでした。なんとなく続けていたら、変化が見られ、それがモチベーションに繋がったのだと思います。
飽きやすいのに、2ヶ月半もの間、よく続いたと思います(笑)
自分自身で疑問を持つと、単純作業も続けられるものですね
小学生だった昔の私に、
そのうち、植物が好きになるよ
と言いたいですね。
次は、どんな不思議と出会えるか楽しみです
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