今日の八丈島の天気は、ほとんど雨でしたね。八丈島は雨の多い島ですので、私が外に出られる日も雨や曇りが多いです。
逆に、八丈島の青い空や青い海は、存在せず、パンフレットの世界だけではないか?と思えるくらいです。
今日は、「天気の悪い空のしたでも、人知れず生きる花たち」と題して、秋の八丈島で見られる花たちを紹介します。
今年は渡り鳥が少ない八丈島です。野鳥が得意の私も開店休業中です。
山へ行くと、雨雲が迫ってきました。
手前のラセイタタマアジサイは、もうシーズンはほとんど終わりですね。
雨が降り始めました
仕方がありません
このまま行きましょう
足下を見てください。この時期になると八丈島の山では、足下にキクのような花が見られます。
ノコンギクといいます。蕾もたくさんあり、連続で咲き続けますので、花は途切れることはありません。
道を進むとところどころで、こんもりとした花を持つ植物と出会います。
これはオトコエシですね。これまでも、このブログで何度か出てきました。
八丈島では嫌われ者のアリが花蜜を集めていました。このオトコエシの花はもうそろそろ終わりですね。
最後は小さな青い花をつけるこの植物。
あ、これ見たことあります
そうですね
多くの人が見たことがある草花かもしれませんね
ツユクサといいます
拡大してみると、上方に伸びる青色の花弁が2つが目立ち、中心にひまわりのような花が見えますが、これはX字形雄蕊、下の方にスッと伸びているのがY字型雄蕊とO字形雄蕊、中心には雌蕊があります。
ぱっと見とは違い、とても複雑な構造をした花です。
花の構造は下記のmirusiru.jp様のblogに詳しく解説されています。
この個体は花粉がすでに無くなっていました。
写真では写っていませんでしたが、歩き回っている間は、雨がずっと続いていました。
レインウエアは必要ですが、視点を変えると雨の日の八丈島もいろいろ楽しめます。建物の中で退屈してどうしようもなくなりましたら、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
PR