八丈島のレンコンのような光るキノコ

自由研究

今日(2020年5月31日)は雨です。まもなく梅雨です。雨が降ると湿度が上がり、気温との組み合わせで、八丈島は光るキノコの発生する条件になります。


今日は、八丈島のレンコンのような光るキノコのお話です


光るキノコってどんな形だと思います?

シイタケのような普通のキノコの形だと思うんですけれども

たしかに、シイノトモシビタケやヤコウタケは、典型的なキノコの形をしています

でも、そうでない光るキノコもあります

またまた~

知らないと思って、嘘ついているでしょ


八丈島には、こういう光るキノコがあります。

エナシラッシタケFavolaschia peziziformis
EOS 6D Mark II+EF50mm F2.5 Compact Macro+Life Size Converter EF

これは、エナシラッシタケといいます。キノコの形ではなく、むしろレンコンみたいですね。

形はレンコンみたいですが、傘の大きさは1~5 mmくらいです。レンコンよりも、ずっとずっと小さいです。

ビロウの葉や花柄に好んで発生します。密集して生えることが多いです。

エナシラッシタケは光っている期間は、他の光るキノコよりも比較的長く、1週間くらいです。

発光の強さは、ヤコウタケやシイノトモシビタケより弱いです。見つけるコツは、暗闇でしばらくいて目を慣らすことです。目の光に対する感度が上昇すると、つぎつぎと見つけることができます。


キノコはキノコ型。たしかにその通りなのですが、先入観を取り払うと様々なものが目に入るようになります。

八丈島には、不思議な生物がたくさん住んでいます。

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