本土では梅とセット。でも、八丈島では一年中さえずる野鳥

動物

近年、世界中が暖かくなっています。自身の記憶をたどると、昔住んでいた岩手県は、11月くらいに雪が降ると春まで雪が残っていましたし、富山県でも大雪の回数が少なくなっていました。

ここ八丈島ではどうでしょうか?


今日は、「本土では梅とセット。でも、八丈島では一年中さえずる野鳥」と題して、ウグイスのお話です


ウグイスってどんな鳥か分かりますか?

シチトウメジロZosterops japonicus stejnegeri
EOS 7D Mark II+EF400mm F5.6L USM

これはメジロ。正確には亜種のシチトウメジロです。ときどき勘違いされている方もいらっしゃいますが、これはウグイスではありません。

ウグイスはこんな姿をしています

ウグイスHorornis diphone
EOS 7D Mark II+EF400mm F5.6L USM

地味ですね。声に反して、姿はあまり目立たないです。ですので、ささやぶに紛れるとどこにいるか分からなくなります。


本土では、ウグイスは渡りをしない留鳥あるいは漂鳥です。

えっ?

でも、ホーホケキョって冬では聞かないですよ

はい、そのとおりです

冬はチャッ、チャッと鳴きます

この声は地鳴きとよばれています。地鳴きを聞き分けられるようになると、ウグイスが一年中身近にいることが分かります。


さて、ここ八丈島は気温も年々暖かくなっているようです。

それに対応して、留鳥・漂鳥のウグイスはどのような行動をするかといいますと・・・。みなさん、想像しましたね。

そう、ホーホケキョと鳴きます。しかも一年中です。

ウグイスにとって、八丈島には冬は無いと思っているみたいです。さすが、常春の島ですね。


今は、ウグイスの繁殖期です。ホーホケキョの声がいたるところで聴こえます。そして、もうしばらくするとウグイスの小さな子供たちでいっぱいになります。

こうして、ひとしれず八丈島の一年のサイクルが回ります。

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