2022年6月14日、暴風雨の東京都八丈島を、安全な場所限定で、野鳥を見てきました

動物

昨日の八丈島は天気が良かったですね。ただ、細々とした仕事がありましたので、片付けている間に1日が終わってしまいました。

天気図を見ますと、八丈島も梅雨のようです。水浴び場は、大雨が降りますと、地形が変形する場所ですので、当分は行けません。

そして、今日は暴風雨。

まあ、八丈島では普通の天気ですね

でも、私は晴耕雨読ではありません(笑)


今日は、「2022年6月14日、暴風雨の東京都八丈島を、安全な場所限定で、野鳥を見てきました」と題してのお話です。


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ウズラシギ

今まで見たことのない速さで走りまくる小さなシギに出会いました。この時点で、私が知らないシギ確定でした。

体の特徴は、黄色い脚と頭が明るい茶色。アメリカウズラシギとウズラシギが候補ですが、私はウズラシギの若鳥ではないかと思っています。

写真を撮るのはものすごく難しく、

もっと練習しなければ・・・

と思いました。

ウズラシギCalidris acuminataの若鳥?
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

カルガモ

最近、カルガモをよく見ます。もしかしましたら、冬に2羽のカルガモが来冬していましたので、帰られなくなった個体かもしれません。

雨の中、羽繕いをしたり、餌を食べたりしていました。意外とサギには弱いようで、チュウサギが歩いてきますと、スーッと場所を空けます。

カルガモAnas zonorhyncha
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

チュウサギ

双眼鏡やフィールドスコープで単体のサギを見ますと、ダイサギなのか、チュウサギなのか、コサギなのか判別が難しいですね。

コサギは、足の裏が黄色で、頭にアホ毛(冠羽)が生えていますので、すぐに分かります。

ダイサギは、口が目の後ろまで裂けています。フィールドスコープを使えば、上手くいけば、この識別ポイントが見えますね。

チュウサギは、上記ではないものです。まあ、上記以外の識別ポイントは、脚が真っ黒だったり、頭が丸かったりでしょうか?

名前が中鷺だけあって、動きも、コサギよりは遅く、ダイサギよりは速いですね(笑)。

チュウサギArdea intermedia
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

セイタカシギ

久しぶりの遭遇です。脚が長いので、強風に煽られてふらふらしていました。雨が降りますと、ミミズが地上付近に現れます。

セイタカシギは、長いくちばしを使って器用にミミズを捕らえていました。

セイタカシギHimantopus himantopus
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

ウミネコ

八丈島では、毎年、梅雨の時期にウミネコがよく見られます。同時期に、オオシマツヤハナムグリ(リュウキュウツヤハナムグリ)の羽化が見られ、ウミネコが襲うところがよく観察できました。

ところが、ウミネコの動きを見ていますと、どうもオオシマツヤハナムグリを捕らえているとは思えません。

今年は気象条件が悪く、ギリギリまで冬、そして、一瞬で春が過ぎましたので、もしかしましたら、オオシマツヤハナムグリは羽化を失敗しているのかも知れません。

土砂降りの中、ウミネコは水浴びをしていました。

ウミネコLarus crassirostris
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

今日は暴風雨でしたので、土砂崩れの恐れがある山へは行きませんでした。それでも、このような天気で、野鳥は色々な仕草を見せてくれました。

ウズラシギは、足がものすごく速く、こんな野鳥もいるのだとびっくりさせられました。また、久しぶりにセイタカシギに会えました。

八丈島は変化に富んだ島ですね

暴風雨でしたが、今日も知らないことを知れて、楽しい1日でした

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