八丈島は、すっかり春ですね。最高気温も20℃近くまでいきました。
私もついにフリースを脱ぎました。
本当に暑かったです
もう、全然寒くないですね
気温の急激な変化に、室内の湿度も今年初の70%まで行きました。
念のため、除湿機を動かしました
さて、急に暖かくなりました八丈島。野鳥はどうしているでしょうか?
今日は、「2022年3月14日、東京都八丈島で野鳥を見てきました」と題してのお話です。
ウミウ
八丈島では、ウミウは冬鳥です。海岸の岩の上でよく集まっている黒い鳥です。
ウミウはあまり効率のいい野鳥ではありませんので、ときどき羽を広げて乾かしていますね。
仲が良くなった個体は羽づくろいをしていました。暖かくなり、ウミウはいつ旅立つか分からなくなってきました。
間もなく、お別れです
ムナグロ
今シーズン、ムナグロとの距離は近くなったり遠くなったりしました。一定ではなかったので、どう接したらいいのかよく分かりませんでした。
それでも、気を許してくれるときは、どこまでも私を認めてくれました。周囲が交互に寝ているなか、群れの端にいる見張り個体を撮影させてもらいました。
シチトウメジロ
森では、モスケミソサザイ、タネコマドリ、アカコッコ、ウグイス、モズ、オーストンヤマガラ、シジュウカラなど、繁殖の準備が始まっています。
鋭い声の地鳴きは対決の声。とくにタネコマドリの地鳴きが鋭いですね。
一方、今の時期、シチトウメジロは花から花へと移動します。キダチアロエ、ヤブツバキ、カワズザクラ、今はヒサカキでしょうか?
移動途中のヤブニッケイに留まったところを撮影させてもらいました。
タヒバリ
昨シーズンは昨シーズンでタヒバリと付き合えましたが、今シーズンはよりタヒバリといい関係を築くことが出来ました。
地面を掘り返したり、突いておびき出したり、ときには葉に包まれた繭を取り出したりする行動も観察できました。
いつも同じ行動かと思っていましたが、意外や意外、タヒバリは何パターンの行動を秘めていました
2021年〜2022年の冬の中で、たくさん学ばさせていただいた野鳥の一種ですね
八丈島は急に暖かくなりました。ですので、ウミウとタヒバリは、間もなく、八丈島を去るでしょう。
まだまだ先ですが、遅れて、ムナグロも去るでしょう
私も、畑地や海沿いの野鳥から山の野鳥にシフトする時期ですね。今は繁殖期の始まりですので、双眼鏡とノート持ってデータ集めに勤しみたいと思います。
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