2025年1月30日、時化の中の東京都八丈島の海と野鳥の様子

八丈島のフィールド

天気図は西高東低の冬型が続いています。そのため、八丈島は3日連続で東海汽船の定期便が欠航しています。

八丈島も7 m/s前後の西風が吹いているため、その影響で島の南北とも海は時化になっていました。

東海汽船の定期便の欠航は仕方がないですね

さて、このように自然に近い八丈島は、その環境の変化の影響をとても受けやすいです。同時に、この変化を見ているだけで環境と生き物の関係を間近に学ぶことができます。


今日は、「2025年1月30日、時化の中の東京都八丈島の海と野鳥の様子」と題してのお話です。


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時化の八丈島周辺の海の様子

今は冬です。当然、台風の季節ではないのですが、海周辺はビュービュー風が吹いています。

八丈島の南側へ行きますと、西風が思いっきり吹いていました。うねりの波は溶岩に打ち付け、水しぶきは舞い上がり、そこに立った私は塩まみれになりました(笑)。

ちなみに、下記ような写真でも撮影には望遠レンズを使っています。いい写真を撮りたいからといって、海の近くに行くのは大変危険ですので絶対にダメです。

EOS 6D Mark II+EF24-105mm F4L IS USM
海から離れた安全な場所から望遠レンズを使って撮影しています。

陸から焦点距離400 mmの超望遠レンズを使って、波をさらに拡大して撮影しました。少し前は凪でしたが、八丈島では翌日~数日でこのような状態になります。

EOS 7D Mark II+EF400mm F5.6L USM
海から離れた安全な場所から望遠レンズを使って撮影しています

ウミウ

海の大好きなウミウは、このような状態でも海上を飛びます。ただ、いつもかといいますと、そうでもないようです。

海に近づくのは大変危険なので、安全な場所から超望遠レンズで崖を観察しました。海に慣れているウミウであっても、崖へ避難している個体が多かったです。

ウミウPhalacrocorax capillatus
EOS 7D Mark II+EF400mm F5.6L USM

イソヒヨドリ

海沿いは危険ですので、安全な場所へ行きました。八丈島では、イソヒヨドリが海沿いだけでなく、陸地、さらには山でも見ることができます。

以前、なわばりの持ち主が代わったイソヒヨドリのお話をしました。その個体を見に行きました。

人と野鳥は言葉でコミュニケーションができないので、いい関係性を築くのは大変むずかしいです。ところが、通い続けた結果、どうやら、なわばりの持ち主に覚えてもらったようです。

仕草が落ち着いていました。イメージどおりのポーズをしたところで撮影させてもらいました。

イソヒヨドリMonticola solitarius
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

ミサゴ

ミサゴは魚専門の猛禽です。今朝は2羽で上空を飛んでいました。

ミサゴは海の様子を観察していますが、さすがに、今日のような海の状態で獲物を狙ってダイブするのは大変危険です。

私の上空を通過するだけでした。

ミサゴPandion haliaetus
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

今日は、「2025年1月30日、時化の中の東京都八丈島の海と野鳥の様子」と題してのお話でした。

東海汽船は3日連続で欠航です。八丈島の海は、西風のため、島の南北とも海は時化でした。

海沿いは危険ですので海から離れて、ウミウ、イソヒヨドリ、ミサゴを観察しました。野生動物といえども今日のような状態では海には近づかないですね。


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