晴れ、曇り、雨が続く八丈島です。今日の予報は少し雨が降ることになっていたのですが、それが外れていい天気でした。

もう、八丈島の天気は読めません(笑)
まあ、明日は大雨、明後日も少し雨が降りそうですので、過ごしやすい天気はしばらくお休みです。
今年は野鳥に集中していました。全力で撮影していましたので、植物の方には気が回りませんでした。
先日、植物の師匠が来島されました。一緒に八丈島を回って色々教わりました。

せっかくの機会、今日は植物縛りで八丈島を回ろうか・・・
今日は、「2025年6月8日、東京都八丈島で身近な植物を見てきました」と題してのお話です。
青空が広がった八丈島
今日の天気は曇りのち雨でした。ところが、空を見上げますと青空が広がっていました。

昨日とうってかわって、八丈島は本当にいい天気でしたね
八丈島では、今日のような天気はレアです。八丈富士側へ久しぶりに行きました。
展望台からは、見事な青空の八丈小島が見られました。

シマヤマブキショウマ
6月に入りますと、八丈島は霧に包まれることが多いです。この時期は花を咲かせますと、花が水で覆われてしまいますので、受粉が難しくなります。そのためか花を咲かせる種が限定されます。
そして、このような環境下でもしっかりと花をつける植物がいます。

シマヤマブキショウマです
今の時期は花はレアですので、様々な昆虫が花に引き寄せられています。

EOS 6D Mark II+EF70-200mm F4L IS USM
ウツギ
八丈島ではウツギの季節は春です。ですので、今は梅雨に近いので、今年のウツギの花は諦めていました。
ところが、自然というものは何事も一定の幅で進行します。早く花を咲かせる個体もあれば、遅く花を咲かせる個体もあります。
そう、私の落胆に反して、ウツギの花を見ることができました。花の状態も良く、最近花をつけたことが分かります。

ウツギの季節変化に対する準備に感謝です

EOS 6D Mark II+70mm F2.8 DG MACRO Art
ハマナタマメ
ハマナタマメも季節はほぼ終わりです。ところが、私もまさかハマナタマメの花と出会えるとは思っていませんでした。
開花前の蕾はほぼなく、最後の1輪、されど美しい状態の花が残っていました。
自然の中での出会いは人間には制御できません。

出会えた機会に感謝です

EOS 6D Mark II+70mm F2.8 DG MACRO Art
スカシユリ
ウツギ、ハマナタマメと時期外れの花とは逆に、今、旬の花があります。

スカシユリです
スカシユリは、蕾、開花、しおれた花とすべてのステージを一度に観察できる季節となりました。
私も歩いて、立ち止まり、しゃがんで観察の繰り返しでした。いい運動になります(笑)。
スカシユリの花びらは面白く、綺麗なオレンジ色もあれば、色褪せ白っぽいオレンジ色のものがあります。
何が原因でこのような違いがあるのでしょうか?
土地の環境、日照時間、海に近いので潮風・・・、色々考えられる要素があります。

調べてみたいですね

EOS 6D Mark II+70mm F2.8 DG MACRO Art
ボタンボウフウ
八丈島では、シマヤマブキショウマ、ウツギは山の花、ハマナタマメ、スカシユリ、そして、ボタンボウフウは海沿いの花です。
後者は潮風に耐えられるよう、植物体のすべてが厚みのある傾向があります。
最後のボタンボウフウもごっつい体つきです。これだけで、海沿いに生きる植物であることが分かります。
八丈島は溶岩でできた島ですが、このような環境でもボタンボウフウが生息できるのが驚きです。

EOS 6D Mark II+70mm F2.8 DG MACRO Art
今日は、「2025年6月8日、東京都八丈島で身近な植物を見てきました」と題してのお話でした。
今日はいい天気でしたので、青空の八丈小島を紹介しました。そして、今八丈島で見られる植物としてシマヤマブキショウマ、ウツギ、ハマナタマメ、スカシユリ、ボタンボウフウの花を紹介しました。
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