春の東京都八丈島を去る野鳥、通過する野鳥、滞在する野鳥について

動物

最近の八丈島は20℃を越えています。

温かいといいますか、雪国育ちの私には暑いです(笑)

昨日は4月1日で、八丈島空港では転入されていらっしゃる方々とお迎えの方々で、ごった返していました。

それと同じように、野鳥の世界でも移動が見られます。


今日は、「春の東京都八丈島を去る野鳥、通過する野鳥、滞在する野鳥について」と題してのお話です。


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八丈島では、ウミウは春に去る野鳥です

八丈島では、ウミウは冬鳥です。波しぶきのなか、岩の上で羽を乾かすのがいつもの彼らの姿です。

ウミウPhalacrocorax capillatus
EOS 7D Mark II+EF400mm F5.6L USM

温かい気温と波のなぎは関係ありません。日によっては、波が高いときもあります。

今年は、ウミウは双眼鏡で遠くから観察するのが多かったです。

また来年、再会しましょう


春の渡り、秋の渡りの時期に高い確率で八丈島を通過するセイタカシギ

私のバードウォッチング歴は、ほとんどが森です。そのため、シギやチドリはあまり得意な野鳥ではありません。

ところが、八丈島に来てから、高確率で出会う渡り鳥がいます。

その1種がセイタカシギです

セイタカシギHimantopus himantopus
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

私が見たときは、2羽いたのですが、今は1羽です。もしかしたら、もう1羽は襲われてしまったのかも知れません。

この個体とは、いい関係を築けましたので、かなり近くで行動を観察させてもらいました。

セイタカシギHimantopus himantopus
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM

最近は、脅かさないように、見て見ぬ振りの関係です

たくさん食べて、次の場所へ無事に飛び立ってもらいたいですね


繁殖に合わせて八丈島に姿を見せるウミネコ

岩手県に住んでいたとき、三陸海岸ではウミネコは普通にいる野鳥でした。これは、富山県でもそうでした。

ところが、八丈島では、ウミネコのいる時期といない時期があります。

冬には姿を見せないウミネコも、春になりますと、姿を現しはじめます。場合によっては、ペアを作ったり、交尾をしたりする姿が見られます。

ウミネコLarus crassirostris
EOS 7D Mark II+EF400mm F5.6L USM

八丈小島で繁殖しているといわれていますので、営巣期間に1度八丈島を離れ、そのあと若鳥を連れて島に来ます。


八丈島で繁殖している可能性が高いアマツバメ

アマツバメも春になりますと、八丈島でよく見られるようになります。アマツバメは人の近くを通過する場合もありますので、羽音が耳に残りますね。

毎年、ツバメの情報を提供していただきたいと、ある方からお願いされています。

3月中旬にツバメらしき野鳥には気づいていたのですが、正しく判別できる証拠がなければダメだと思いました。

中途半端は、逆にデータを不正確にするだけで、かえってご迷惑をかけてしまいます

たいへん申し訳ございませんが、何もお伝えませんでした

今日の午前中は、プロの写真家さんと過ごしていました。肉眼ではツバメではなく、アマツバメでした。

そこで、確認するために撮影しました。

アマツバメApus pacificus
EOS 7D Mark II+EF400mm F5.6L USM

これは、アマツバメですね

求められていたのはツバメですが、今回はダメでした。次回、頑張って撮影して信憑性の高い結果を出したいと思います。


最近は、植物ネタが多かったですね。私が知らないことを知る喜びに夢中になっていたからだと思います。

野鳥も観察を続けています。八丈島の身近な野鳥の情報も今後も発信する予定です。

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