2021年5月22日、土砂降りの中、東京都八丈島の野鳥と植物の様子

動物

今朝起きて、

あっ・・・

ものすごい土砂降りでした。

野生動物は、野生だから大丈夫ではないですか?

さすがに、今日みたいな日は、危険すぎるのであまり見られないような気がします

でも、科学では、「無かった」あるいは「できなかった」という結果があとで役に立ちます。

空振りのつもりで、今日は出かけました。


今日は、「2021年5月22日、土砂降りの中、東京都八丈島の野鳥と植物の様子」と題してのお話です。


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土砂降りでしたが、坂下は思ったよりも視界は良好でした

今日のような日は、行動を制限しなければなりません。例えば、八丈島は、大雨のときは土砂崩れがとても起きやすいです。

本土のような感覚で大丈夫と高をくくっていると大変なことになります

ですので、今日は平らなところばかり行きました。

三原山側を見ますと、逢坂橋よりもはるか上まで見通せました。視界は良好です。

iPhone 8

実際、今日はANAの1便、2便とも運航しました。

写真には雨があまり写っていませんが、実際には土砂降りで、私はずぶ濡れになっています(笑)。


体に空気を含んで体温低下を防ぐイソシギ

今日は雨風とも強かったのです。体の小さい野生動物たちは、濡れたら体温低下で大変なことになります。

周りを見ていましたら、丸っこいものに気が付きました。でも、丸すぎるので双眼鏡で見るまで何なのか分かりませんでした。

正体は、イソシギでした

イソシギActitis hypoleucos
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

通常のイソシギはこんな感じです。とてもスマートです。

イソシギActitis hypoleucos
EOS 7D Mark II+EF400mm F5.6L USM

イソシギの雨に抗う姿を見させていただきました。


意外と雨を苦にしないウミネコ

先ほどのイソシギと違い、ウミネコは体の大きさが2回りくらい大きいです。そうしますと、土砂降りでも普通に餌を探し、水を飲み、水浴びをしていました。

ウミネコLarus crassirostris
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

雨でも場所によっては普通に花を咲かせるウツギ

私は、過去に、ニワゼキショウの開花と湿度の関係を調べたことがあります。湿度が高いと花は咲かなくなります。

花粉が飛ばないからでしょうかね

もちろん、種によって雨でも花を咲かせる植物もあります。例えば、ハチジョウイボタやアカメガシワなどです。

八丈島の少し山側(ほとんど麓です。)にいきますと、今の時期は、ウツギがたくさん見られます。ウツギは花を咲かせていました。

ウツギDeutzia crenata
EOS 6D Mark II+70mm F2.8 DG MACRO Art

雨の多い八丈島でも生きられるように工夫しているのでしょうか?


今日は、さすがに雨が強すぎて何もできませんでした。これだけ強いと、自然の姿を見るのも難しくなります。

自身の経験として、記憶しようと思います

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