「初志貫徹」、「若く美しく」、「変わらぬ愛」、「永遠の愛」。みんな美しいフレーズですね。
実はすべて一種類の植物の花言葉です。アオキです。
以前、アオキの赤い実とヒヨドリが食べていた話をしました。今日はその続きです。
常春の島、八丈島。気温も徐々に上がって暖かくなってきました。今の時期、沢の小径を歩くと比較的大きな赤い実がたくさんついている植物が、林道の法面、杉林の根元、沢周辺など、所々にあります。これがアオキです。
以前のアオキの実の投稿から約一ヶ月経ちました。あれから、さらに赤い実をつけているアオキがより多く見えるようになりました。
よく見ると木の上の方に柔らかそうな新芽と一緒に、紫色でとても小さな花がたくさんついています。これがアオキの花です。
私は初めて見た時驚かされました。あの大きな赤い実から想像もできないような控えめな花でしたので。私は元々野鳥写真からフィールドに入りましたが、自身の無知を知り、発見の積み重ねが楽しく、最近は「野鳥写真は撮らない縛り」を自身に課して森の中を散策しています。
野鳥だけでなく、八丈島にはまだまだ目を向けなければいけないたくさんの自然があります。引き続き読者のみなさまに自身の驚きと発見を共有できればと思います。
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