2023年、冬の東京都八丈島の海辺で見られる生き物たち

動物

今日から明日にかけて、日本は寒波に包まれます。ここ八丈島でも積雪になる恐れがあり、明日の町営の全ての温泉、えこ・あぐりまーと、ふれあい牧場は休業となるそうです。

ここまでなるのは、八丈島に住んでから初めてです

さて、今日はお休みして家で休んでいました。写真を整理していますと、

そういえば、今年はこれをテーマにブログを書いたことがなかったっけ・・・


今日は、「2023年、冬の東京都八丈島の海辺で見られる生き物たち」と題してのお話です。


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ザトウクジラ

島外からいらした方ですと、冬の八丈島で真っ先に浮かぶのがザトウクジラでしょう。今年はクジラ祭りです。

ホエールウォッチングも行われていますね。近くで見られることでしょう。

船には定員があり、さすがに希望者全員を乗せることはできません。

でも、安心してください。今年は陸からも見られます。

八丈島をぐるっと回ってみましたが、今年はいたるところでザトウクジラが見られます。島の方、旅行者の方は#八丈島、#ザトウクジラのハッシュタグでTwitterにあげていますので、ほぼリアルタイムでクジラの様子を知ることができまね。

時間があるときは陸からのホエールウォッチングもいいですよ

ザトウクジラMegaptera novaeangliae (Borowski, 1781)
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

イソヒヨドリ

八丈島は、島ですので、海に囲まれています。このような環境ですと、海が大好きな野鳥が見られます。

イソヒヨドリです

春には綺麗なさえずりを披露してくれる野鳥です。イソヒヨドリは、海沿いに生息している節足動物を餌にしています。

ただ、釣りをする人ですと、釣りの餌をかすめとるチャッカリとした鳥の印象が強いですね

イソヒヨドリは、海岸の岩だけでなく、家屋の屋根、電柱、電線などの人工建造物にも留まりますので、観察しやすい野鳥です。

イソヒヨドリMonticola solitarius
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

ウミウ

ウミウは八丈島では冬鳥です。成長と若鳥の両方が渡ってきます。

ちなみに、鵜飼に使われるウは、ウミウの方です

八丈島では、ウミウは、遠くの海岸の岩、消波ブロック(テトラポッド)で羽を休めている姿を見る機会が多いですね。

また、ウミウは、他の野鳥と違い羽における水の弾きは悪いです。そのため、羽を広げて乾かしたりしています。

ウミウPhalacrocorax capillatus
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

ミサゴ

八丈島ではミサゴも冬鳥です。ミサゴは魚を専門にとる猛禽です。

今の季節ですと、ペアを形成し、一緒に飛翔する姿が見られます。ときどき、1羽が餌をもち、もう1羽に向かって飛ぶことから、求愛給仕をしてるのではないかと私は考えています。

八丈島では、ザトウクジラを海岸で待っていますと、サーっと目の前を通過したりします。

ミサゴPandion haliaetus
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

今日は2023年、冬の東京都八丈島の海辺で見られるザトウクジラ、イソヒヨドリ、ウミウ、ミサゴを紹介しました。

多くの場合、距離がありますので、双眼鏡を持参しますと、観察が容易になると思います。八丈島にいらした際は、ぜひ、海沿いの生き物を楽しんでくださいね。

明日は寒波です。日本全国、何事も起きないことを祈っています

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