今日の午前中は坂上で仕事でした。実験っぽいことをしているのですが、データを集めれば集めるほど、疑わなければならないポイントが増えていきます。
もし、多額の研究費があったら、時間省略と質向上のために、ここは買い替えたいなぁ・・・
とか色々思いました。もちろん、そんなものはないので、無ければ無いで工夫すればいいことです。
実際、私が渡り歩いた研究室は、最後の場所は除いて、いつも何もない0からのスタートでしたから。
ついでに、三原山のある建物のアシジロヒラフシアリの様子も見てきました。対策を始める前と比べて、大幅にアリの頭数は減りました。
でも、建物のすぐ隣にアリの大群が住んでいる畑があるため、侵入が途切れないです。
ほんと、楽に侵入を阻む方法はないのでしょうか?
そんなこんなで、午前中からお昼すぎまで実験ぽいことをしていました。午後は少しだけですが、外に行きました。
今日は、「東京都八丈島で野鳥のとまり木の定点観測をしてきました」と題してのお話です。
ホオジロのオスと仲良くなりました
以前のブログでホオジロのソングスポットを見つけたことを書きました。
もう、かなり長い付き合いになりました。私はど〜でもいい人になったみたいです。
じ〜っと見ていても、ホオジロのオスは気にせずにさえずるようになりました。
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
多くの場合、私は、野鳥と仲良くなってから撮影をします。この作戦、ホオジロにも通用することを初めて知りました。
縄張りを宣言しているとはいえ、ず〜っとさえずっています。体力が必要ですね。
ホオジロのオスが、突然、大きな獲物をくわえてきました
ホオジロは複数のソングスポットを使って縄張り宣言をしています。姿を見せなくなっても、声は聴こえます。
地鳴きをしながら、また、目の前のとまり木に来ました。
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
なかなかの大物のシャクガの幼虫を口にくわえていました。ちなみに、口にくわえても、さえずることができます(笑)。
とても器用ですね
頭を色々な場所に向けていました。最後は諦めたのか食べてしまいました。
近くにはホオジロの巣立ち雛(若鳥)がいました
探していたのは、この個体です。
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
一見、メスっぽいですが、違います。これは巣立ち雛(若鳥)です。
見分けのポイントは、
- 頭の模様がメスと違う
- くちばしの付け根が黄色
です。もう、体(羽毛)の成長がここまで来ているのですね。
それでも、ときどきは親鳥から餌をもらっているようです。
ソングスポットには、シチトウメジロも留まりました
ホオジロのオスがパトロールで姿を消した後、鈴のような声の鳥が来ました。
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
シチトウメジロです
写真には2羽しか写っていませんが、群れで来ていました。もしかしたら、親鳥と巣立ち雛かも知れません。
ホオジロの撮影ももうそろそろ終わりです。今は、別の種の写真をどう撮るか考え中です。
まあ、上手くいかないのは分かっています。カメラをおいて双眼鏡の使った観察をしています。
難しいことに挑戦するのは楽しいですね
しばらくは、気楽に野鳥と過ごしたいと思います