昨日は、撮影した写真のデータを全部消去してしまい、慌てました。フリーソフトのRecuvaで復活させて、事なきを得ました。
ほっとしました
1枚の写真を撮るのに、私の場合、下見、観察、撮影と数日から数週間かかります。ほとんどは、写真撮影に向かない場所ですので、素通りが多いです。
でも、そのデータの蓄積が色々なことに役に立ちます
2021年の6月も中旬になりました。これまでの八丈島の天気は異常に大雨が降りませんでした。
まあまあの天気が続きましたので、八丈島は例年とは違うフィールドの景色になりました。
今日は、「2021年6月中旬までに東京都八丈島で見た野生動物と野鳥たち」と題して、出会った生き物を紹介します。
ニホンイタチ
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
八丈島では車を運転していると、イタチは普通に道路を横切ります。旅行者の方々は、猫にしては胴が長い点で気づいてくださります。
八丈島は太平洋上に噴火でできた島です。本来ならば、哺乳類はいません。
イタチは、ネズミ駆除のため人為的に八丈島に放たれたものです
こんな表情で見られると、ペットのように見えますが、れっきとした野生動物です。
アマサギ
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
本土では、アマサギは繁殖をしています。写真では見づらいですが、くちばしの付け根がピンク色になっています。
婚姻色とよばれています
現在の八丈島は水田がなく、彼らの餌場に適してはいません。そのため、このアマサギは、繁殖はできないと思います。
シチトウメジロ
EOS 7D Mark II+EF400mm F5.6L USM
シチトウメジロは巣立ちが終わりました。最近、かわいい声のメジロの群れが見られますが、彼らは巣立ち雛です。
巣作りから、抱卵、営巣、巣立ちとあっという間でした
けっきょく、今年もシチトウメジロについては何も分からずじまいでした。生き物の営みは、人間の時間と比べて、とても短いです。
イイジマムシクイ
EOS 7D Mark II+EF400mm F5.6L USM
イイジマムシクイは八丈島に来る夏鳥です。もうそろそろ繁殖も終わりでしょうか?
ホトトギスの来島とほぼ同じ時期に繁殖をするので、ホトトギスの托卵のターゲットになっているのではないかと私は思っています。
私は過去にカッコウの托卵を見たことがあります。ヒヨドリの若鳥のような声をして、仮親から餌をねだります。
カッコウの巣立ち雛は、仮親の2倍くらいの大きさになります。仮親も、
この子、ちょっとデカすぎない?
と思わないところも不思議です。ホトトギスでもこのようなシーンを見てみたいですね。
ホオジロ
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
植物のデータをとるために散策途中で、ホオジロのソングスポットを見つけました。
植物を見ていますので、足元を見て花や葉の様子を観察していました。するとかなり近いところでホオジロが飛び出しました。
ん?
と思って、その場を離れ、遠くから観察すると、私がいた場所の近くの枝でさえずり始めました。
それから、ずっと観察をしているのですが、とてもお気に入りで、1日に数回来てさえずることが分かりました。
ホオジロは複数のソングスポットを持っていました。1日それらを巡回しているようです。
新しいことを知り、とても嬉しかったです
八丈島では、今日紹介した以外の野生動物がたくさん住んでいます。私も生態を調べたいと思っている野鳥がいますので、のんびり観察したいと思います。
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