今日は3月2日。ANAは全便欠航です。
知り合いは、
明日(3月2日)は、飛行機は危ない
といって、スケジュールを変更して、昨日(3月1日)羽田へ飛びました。八丈島生活が長い人は飛行機の読みが鋭いです。
でも、昨日の段階では、こんなになるとは思えないくらいのいい天気でした。
今日は、「2021年3月1日、東京都八丈島はおだやかな1日でした」と題してのお話です。
外に出かける前に、やることはやる
3月に入り、兼業ガイドをしている私も確定申告をしなければなりません。八丈島では、町役場がそれぞれの場所で会場を用意し、ネットでできない方に対応していただいています。
研究者時代は、年末調整だけでしたので、とても助かっています
3密を避ける関係上、予約制となっていました。処理していただいている人が素早く処理していただいたので、すぐに終わりました。
そんなわけで、手続き終了後、さっそく八丈島を回りました
海沿いの植物は新芽が出始めました
最近は、寒くなったり、暖かくなったりの繰り返しです。三寒四温は、本来冬の気象をあらわすのですが、言葉上ではぴったりな表現です。
海沿いでは、トベラ、ハチジョウススキ、奥にはスダジイと八丈島らしい植生が見られました。
ハチジョウススキはもう終わりですが、トベラとスダジイは春に向かって生長が始まっていました。
海上では猛禽が飛んでいました
今、八丈島で見られる猛禽は、ノスリ、ミサゴが主でしょうか?他の種類はあまり見られません。
でも、当日は、木の葉のようにひらひらと飛ぶタカが見られました。
チョウゲンボウです。チョウゲンボウは、小動物から昆虫までが獲物としてのターゲットです。
ホバリングしながら、獲物を探していました。
海沿いにいますと、「ゴー」っと大きな音が聞こえるときがあります
凪いでいる海は、鏡のようにきれいです。このようなとき、静寂に包まれていますので、居心地がいいですね。
でも、それを破るかのような「ゴー」っと大きな音が聞こえるときがあります。それは、ザトウクジラのブローの音です。
音のする方に双眼鏡を向けますと、2頭のザトウクジラが見られました。
ザトウクジラに詳しい友達とお話しましたが、今、八丈島周辺の海には複数グループのザトウクジラがいるそうです。
私が見ただけでも、3グループ確認できました
ザトウクジラが近くにいるならば、やってみたい2ショットを試みました
人生、色々なところに住みましたが、島とクジラを1枚の写真におさめるのは、なかなか難しいです。
でも、八丈島ではそれを成功させるチャンスがあります。そう、八丈小島とザトウクジラの2ショットです。
この写真は、八丈小島が左側、右下の白い点はザトウクジラのブローです。凪いでいますので、海もきれいな太陽の光を反射していますね。
八丈島ならではの贅沢な1枚ですね
上手く行けば、東京都も緊急事態宣言解除となります。リードパークリゾート八丈島も3月18日から営業再開のようです。
多くの方々にこの美しい八丈島を見てほしいですね。
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