八丈島の小さな秋の野草 パート1

植物

2020年11月3日は、八丈島では、三根小学校、大賀郷小学校の運動会の予定でした。残念ながら大雨で、明日に延期になりました。

今でこそ、運動会は6月に行う場所が増えてきましたが、私の世代では運動会といえば秋です。


今日は、「八丈島の小さな秋の野草 パート1」と題して、運動会は延期になってしまいましたので、代わりにですが、八丈島の小さな秋をお楽しみくださいね。


八丈島は、現在、秋から冬にかけて季節が変わりつつあります。色々な野草が目に付き始めます。

今回はそのパート1です。

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イズノシマダイモンジソウ

イズノシマダイモンジソウは、秋になりますと、八丈島では岩場や道路の法面に花を咲かせます。たくさんの花を群生させます。

イズノシマダイモンジソウSaxifraga fortunei Hook. f. var. jotanii (Honda) Wakab. 
EOS 6D Mark II+EF100mm F2.8L Macro IS USM

見つかりませんか?

法面に生えているラセイタタマアジサイの葉を裏返してみて下さい

きっと見つかると思いますよ

イズノシマダイモンジソウSaxifraga fortunei Hook. f. var. jotanii (Honda) Wakab. 
EOS 6D Mark II+EF100mm F2.8L Macro IS USM

ノコンギク

ノコンギクは私のブログではよく出てきます。今の時期のとても身近な野草の1つです。

私が見てきたノコンギクは、時期が早すぎたのか、花の数が少なかったです。現在は、たくさんの花をつけたノコンギクがいたるところで見られます。

ノコンギクAster microcephalus var. ovatus
EOS 6D Mark II+EF50mm F2.5 Compact Macro

ツルソバ

ツルソバは私たちの足元で見られます。私は後述のススキの群生の近くで見つけました。

ツルソバPersicaria chinensis (L.) H.Gross
EOS 6D Mark II+EF50mm F2.5 Compact Macro

写真では見つけづらいのですが、小さな花が順番に咲いていきます。

ススキとハチジョウススキ

八丈島に生えるススキは多くはハチジョウススキです。でも、下の写真はススキのようです。

ススキMiscanthus sinensis
EOS 6D Mark II+EF24-105mm F4L IS USM

見分け方は葉の幅が広いものはハチジョウススキ、狭いものはススキです。

そういう理由で、こちらがハチジョウススキです。

ハチジョウススキMiscanthus condensatus
EOS 6D Mark II+EF100mm F2.8L Macro IS USM

八丈島には紅葉がありません。気温が暖かすぎるからです。

ですので、色鮮やかな秋というのはありません。まさしく、小さな秋です。

はじめに戻りますが、今日の午後、ようやく雨が上がりました。明日は天気は良さそうなので、いい運動会になるといいですね。

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