私が本土に住んでいたときは、もちろん晴れの日もあれば雨の日もありました。ここ八丈島でも同様です。
でも、今日(2020年6月19日)八丈島の雨は、北原白秋作詞・中山晋平作曲の「あめふり」で描かれているような微笑ましいものではなく、恐ろしいと感じるようなものでした。
今日はせっかくの雨ですので、「雨の日の水の都、八丈島のポットホール」と題してのお話です。
今日は豪雨でした。このような天気に登龍峠、こん沢林道に行くのは大変危険です。絶対にやめましょう。
今回のすべての写真は、以前にもっと小ぶりな日に撮ったものです。
八丈島は、太平洋に浮かぶ孤島です。
そして、斜面は海抜0 mから急に駆け上がり、八丈富士854 m、三原山701 mの山頂まで到達します。八丈島において湿気の多い空気は雨や霧に変わります。
急に大雨が降ったり、霧になったりします。八丈島の天候は、平地というよりも山のような天気です。
ポットホールはここにあります。
ここで再度注意点です。
- レンタカー屋さんから、登龍峠の通行をOKしてもらうこと。
- 運転に慣れていること。
- ちゃんと安全運転をすること。
- 林道を走行するにあたり、注意を守ること。
これらをクリアできましたら、こん沢林道のポットホールへGoです。
写真は順に、登龍峠側からこん沢林道へ入り、ポットホールを経て、末吉側へ進んでいます。
最初の方の沢は、通常ではほぼ岩です。でも、雨が降るとこうなります。
八丈島でポットホールというと、橋からの眺めですね。晴れの日は、甌穴に溜まった水たまりが売りですが、雨が降るとこうなります。
雨の日に散策路を歩くのは危険です。ですので、やめましょう。以下の写真は、晴れの日の散策路からの眺めです。
最後は滝です。
あれ?
滝ってありました?
鋭いですね
通常、滝はありません。ある程度の雨が降り、水かさが増しますと、滝が出現します
こん沢林道を行かれた方はわかりますが、ほとんどの写真は林道沿いの安全な場所から撮影しました。自然相手に無茶をしてはいけません。
いずれも、今日ほどではありませんが、一枚を除いて雨でした。雨が降ると水かさが上がります。ポットホール、沢、滝の美しさと迫力が増します。繰り返しになりますが、近づいて写真を撮るのはNGです。
八丈島も自粛要請解除になり、ガイドラインに従ってお客様を迎えられるようになりました。青い空と青い海がないとがっかりしてしまうかも知れませんね。
でも、そのときは、水の都、八丈島の本来の姿を見に行くだけです。雨の日のポットホールはとても素敵ですよ。
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