東京都が昨日アラートを出しました。八丈島は今も自粛要請が続いており、島民も三密を控える行動をとっています。お客様は、来島はまだ控えてくださいね。
私たちが住む地域は人口密度が低いところです。ですので、心身の健康の維持のために、人のお散歩や犬と一緒のお散歩も、それぞれの距離をおきながら行われています。
今日はバードウォッチャー同士でときどき話題になる、「人のお散歩と、犬と一緒のお散歩と野鳥の行動」と題してのお話です。
質問返しになってしまいますが、人のお散歩、犬と一緒のお散歩と野鳥の行動ってどういうことですか?
そうですね
普通の方ですと「?」ですよね
実は人の生活圏は意外と野鳥の生活圏と被っています。ですので、普通の方々のお散歩コースに野鳥の巣があったり、珍しい野鳥がいたりします。
バードウォッチャーから見れば至極の瞬間なのですが、お散歩をする人や犬が近づいたり、すると野鳥がどこかへ飛んでいってしまいます。
友達から、飛ばされたことに対して愚痴を聞いたり、私も確かに経験をしています。
ちょっと質問です
野鳥とお散歩をしている普通の人、あるいは犬と一緒にお散歩している人の距離、野鳥とバードウォッチャーの距離とどちらが長いと思いますか?
野鳥とお散歩をしている普通の人、あるいは犬と一緒にお散歩している人の距離の方が長いんじゃないかな
実は、野鳥を大切に思っているバードウォッチャーの方が距離をあけられています
野鳥はじっとみられる方が嫌だからみたいです
私のブログを読んでいただいているあなたは知っていると思いますが、私は野鳥の写真も撮っていますね。
素人が言うのもなんですが、私は野鳥写真の大部分は野鳥の行動の知識が90%で撮影技術は10%と思っています。この野鳥の行動の知識を増やすにはどうするか、いつも考えています。
お散歩のお話に戻ります。
私は、お散歩している人あるいは犬と一緒にお散歩している人が、野鳥に近づいた時、鳥はどう動くかを観察して、データを集めています。
お散歩している人の目的は、お散歩なので、野鳥はどうでもいいです。そうしますと、明らかに私が野鳥に接するよりも、近くまでいけるのです。
人の視線、顔や体の向き、動き、そして、野鳥の頭の角度、体の姿勢、体の向き、どのくらい回避するのか、飛ぶ距離などなど・・・。たくさんの貴重な情報が集まります。
鳥がピューっと飛んでしまった後、いつもお散歩されている方から「飛ばしてごめんなさい。次から気をつけますね。」と謝っていただきます。私は「いえいえ大丈夫です。」と返しています。
バードウォッチャーのあなた。一般の方は野鳥の状況は知りません。これは仕方がないかなぁ・・・と気持ちを切り替え、データ採りに専念してはいかがでしょうか?びっくりするほどの野鳥の行動の情報が手に入りますよ。
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