2024年4月中旬、東京都八丈島の地味な野鳥たち

動物

バードウォッチャーにとって、猛禽、カワセミ、サギ、ハクチョウなどの野鳥は人気ですね。今の時期では、オオルリやキビタキでしょうか?

八丈島ですとタネコマドリですね

私は生物学分野を生きてきたためか、種の価値は等価です。カワセミもスズメも同じに見えます。

ですので、八丈島に住んでいても、地味目な野鳥も人気の野鳥と同じように大好きです。


今日は、「2024年4月中旬、東京都八丈島の地味な野鳥たち」と題してのお話です。


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ヒヨドリ

ヒヨドリは灰色の野鳥です。日本ではスズメと同じくらい当たり前の野鳥ですね。

でも、アメリカ合衆国カリフォルニア州では似たような種はいませんでした。

ちょっと不思議でしたね

このヒヨドリ、ヨーロッパにも似たような種がいませんので、海外のバードウォッチャーにとっては注目の野鳥でもあります。

本土ではサクラの花を食べるヒヨドリですが、八丈島では例年はイチゴの実を食べます。

ところが、今年はビロウの実を食べる姿をよく見かけます。

年によって行動が違うようですね

ヒヨドリHypsipetes amaurotis
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

イソヒヨドリ

八丈島では、ツグミの仲間で山にいるのがアカコッコ、海にいるのがイソコッコとよばれる野鳥がいます。

アカコッコはそのままアカコッコ、イソコッコはイソヒヨドリを指します。

八丈島ではイソヒヨドリがいたるところで繁殖をしています。今の時期ですと、巣作りがもうそろそろ始まります。

イソヒヨドリは、若鳥のころは灰色です。見かけはヒヨドリに似ていますので、海にいるヒヨドリというのでこのような名前がついています。

オスは全体が青色で腹がオレンジ色、メスは全身が灰色をしています

若鳥から成鳥に変わるとき、オスは灰色から青色に変わります。

私が観察していた個体は、初め灰色だったのですが、徐々に青色が出てきました。もしかしましたら、この個体はオスだったのかも知れませんね。

イソヒヨドリMonticola solitarius
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

タヒバリ

現在、八丈島には水田はほとんどありません。田はありませんが、タヒバリは毎年来島しています。

名前に「ヒバリ」と着いていますが、容姿は全くにていません(笑)。どちらかといいますと、ビンズイに似ています。

顔の模様と声が違いますので、区別はできるんですけれどもね

タヒバリは、地面の昆虫を捕らえますので、意外と近くで観察できる野鳥です。

春になりましたので、もしかしましたら八丈島から去ったかも知れませんね。

タヒバリAnthus spinoletta
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

ツグミ

ツグミもあまり派手な模様の野鳥ではありませんね。昔はカスミ網で密猟され、焼き鳥にされた野鳥としても有名です。

ツグミも八丈島では毎年来島していますが、年によって人との距離が違いますね。

今年は、私と相性の良い個体を見つけましたので、撮影させてもらいました。

派手な模様ではありませんが、私にとって、ツグミは身近で大好きな野鳥です。

春になりましたので、もしかしましたらツグミも八丈島から去ったかも知れません。

ツグミTurdus eunomus
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

今日は、「2024年4月中旬、東京都八丈島の地味な野鳥たち」と題してのお話でした。

留鳥のヒヨドリとイソヒヨドリ、冬鳥のタヒバリとツグミを紹介しました。いずれも地味な野鳥ですが、八丈島では身近な鳥たちです。

タヒバリとツグミは次は秋に渡ってきます。それまでは、ヒヨドリとイソヒヨドリを観察したいと思います。


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