いい天気が続いている八丈島ですが、今日は、西高東低の気圧配置となっていました。今の季節でも、涼しい風が吹いていました。
本土に住んでいたときは、どの環境も山や木、建物などによって風をさえぎられていました。実感として、私は、風は大したことないと思っていました。
ところが、八丈島は海で360˚囲まれている太平洋に浮かぶ小さな島です。たとえば、大坂トンネル展望台では、強風のときは駐車場から横断歩道を渡るのは大変ですし、橋の上で立つことも困難です。
風は怖いものです
そして、今日の風は、風向が西北西、風速が8 m/s。海の方はその風の影響により昨日よりも波が高くなり、波浪注意報が出ていました。
今日は、「2023年10月6日、波浪注意報が出ている東京都八丈島の海を見ていました」と題してのお話です。
パンフレットの中のような八丈島の風景
テレビでも、雑誌でも、インターネットでも、八丈島は各媒体で綺麗な姿を紹介されていますね。
こちらは、そよ風で海は凪の好条件のときに八丈小島の写真です。八丈島にいらっしゃれば、このような写真は誰でも撮れます。
好条件ならば夕方も絵画のような景色が見られます
実は、八丈島は気象条件が良好なことはあまりありません。でも、一年のうちで、稀にその瞬間に出会うことがあります。
夕方、赤色から藍色へ綺麗なグラデーションの空が、八丈小島のバックで見られます。スローシャッターを切っていますが、当日の海は凪いでいて、ほとんど波がありませんでした。
本当に絵の中に入ったような世界が八丈島では見られます
今日の八丈島の海の様子
今日の風は、風向が西北西、風速は8 m/s。風の影響を受けた波は、次々と八丈島に当たり続けました。
波しぶきが上がれば、車のフロントガラスは真っ白、塩漬けでした
波を見ているだけで怖いですね
波の高さと八丈小島を比較してみました
1枚目の八丈小島が穏やかな海に浮かんでいたのに対し、今日の八丈小島の様子です。
写真では、やや低めの波ですが、大きいものでは八丈小島がまったく見えない状態になっていました。
旅行客の何名かは南原千畳敷の溶岩のところへ降りていました。でも、上から色々なもの(海水だけではない)が降ってきますし、旅行客が去ったところには波が上がって来ていました。
ですので、波浪注意報が出ているときは、下に降りてはいけません
とても危険です
今日は、「2023年10月6日、波浪注意報が出ている東京都八丈島の海を見ていました」と題してのお話でした。
パンフレットのような八丈島の風景と今日の波の様子を比べました。本土の方々には想像しにくいとは思いますが、絵になるシーンと命が危険に晒されるシーンが同じ場所であることを知っていただければ幸いです。
波浪注意報が出ているときは、八丈島の海は危険です
命に関わることですので、ぜひ、心に留めといてくださいね
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