八丈島も6月下旬になりました。例年ですと、梅雨の時期なので、八丈島の山は濃い霧に包まれます。
ですが、今日はとてもいい天気でした
梅雨はどこへ言ったのでしょうか?
さて、梅雨らしくない天気ですが、お客様にとってはパーフェクトの八丈島です。
昨日は自転車でしたが、たいへんでした(笑)
当分、乗りたくないですね(笑)
パンフレットやネットの情報は信じちゃダメですよ
笑
そんなお客様との軽い会話からツアーがはじまりました。
今日は、「2023年6月24日、東京都八丈島のヘゴの森のツアーの様子」と題してのお話です。
ヘゴの森コースの様子
お客様からはヘゴの森散策路全コースをリクエストされていました。でも、お客様の靴が不安でしたので、ヘゴの森コースへの変更を進言させていただきました。
歩く距離は短くなっても見どころはたくさんあります。私たちは木漏れ日の散策路をゆっくりと歩きました。
八丈島には野生のアジサイが生息しています。
ガクアジサイとラセイタタマアジサイです
写真ではわかりにくいのですが、左のお客様が触っているのがガクアジサイ、右のお客様が触っているのがラセイタタマアジサイになります。
最近の雨の影響で、ヒトツバも生き生きとしていました。
ヘゴの森内に流れる小川も復活しました。橋の下にはアカハライモリがたくさん集まっていました。
散策路を歩いていますと、鮮やかな青色に目がとまりました。野鳥の卵です。
現在、八丈島では托卵をするホトトギスが飛んでいます。托卵の過程で落ちた場合は、卵の殻と中身があるはずです。
しかし、殻のみでした。つまり、親鳥が卵の殻を意図的に取り去り、関係ない場所に捨てた跡ということになります。
ただ、何の鳥の卵か、私にはわかりませんでした
ヘゴの森は、本土から来られたお客様には、とても新鮮に映ります。ヌカボシクリハラン、マメヅタ、ヒノキゴケと写真を次々と撮られていました。
ヘゴの森には若いヘゴと成熟したヘゴの両方の個体が観察できます。若いヘゴは茎が鋭い棘に覆われており、成熟すると、その茎が気根で覆われます。
また、ヘゴの茎がネジ曲がり、地面と並行になりますと、気根が茎からぶら下がる様子を見ることができます。
ヘゴの森の中心に来ました。東京都は思えないジャングルの世界に入ります。
今日は、天気も良かったので、青空バックのヘゴの葉身が見られました。
ヘゴの森には2種類の木生シダが見られます。これまで解説したヘゴと茎に見られる棘が毛に変わったヒカゲヘゴです。
雨上がり、晴れ、日差しとパーフェクトの瞬間に、私たちはヘゴの森に滞在することができました。
私たちってラッキーですね
今度八丈島に来るときは、車の免許を持っているお友達といっしょに来た方がいいですね
八丈島は、山も海も楽しめます
冬はザトウクジラも待っていますからね
はい、わかりました!
今日は、ありがとうございました
こちらこそ、今日はヘゴの森にいらしていただきありがとうございました。