今朝は東海汽船の定期便が欠航しました。
強風で海は荒れてしまいましたが、今日の八丈島は久しぶりに青空が見られました。
先週はずっと雨でしたからね
近年のヘゴの森ツアーは、お問い合わせがとても多くなりました。ツアーの規模は1~5人までの小グループが多いですね。
ですので、団体旅行の受け入れは本当に久しぶりです
今日は、「2023年4月3日、東京都八丈島のヘゴの森のツアーの様子」と題してのお話です。
お客様は日本全国から
どちらからいらっしゃいましたか?
私は、ツアーのはじめにお客様にいつも尋ねます。今回のお客様は北海道から九州まで日本中、様々の土地からいらっしゃいました。
北からいらっしゃったのお客様は
八丈島は暖かいですね
とおっしゃっていました。零下の土地からいらっしゃいましたら、確かに、暖かく感じますね(笑)。
ヘゴの森コースの様子
私はヘゴの森コースを担当しました。ヘゴの森コースといえども、色々なものが見られます。
お客様にガクアジサイとラセイタタマアジサイの両方の葉を触っていただき、種の違いを直接体験してもらいました。また、昔の政策により植林されたスギも見学していただきました。
写真では見づらいのですが、八丈島にはいたるところに段々畑の跡があります。木を切り、焼いて炭を肥料とし、焼畑農業をしていたわけです。
農業は土地と人を強く結びつけることから、八丈島の土地の90%は私有地となりました。
また、ヘゴの森の散策路もところどころに旧道が残されており、この藪を登っていきますと、昔の畑の跡に出ます。
八丈島は園芸王国です。ヘゴの森の散策路周辺にも巨大化したモンステラが見られます。
今日は晴れでしたのでコケの勢いが削がれてしまいましたが、それでも足元のコケは美しく、お客様から歓声が聞こえました。
八丈島には本土にはない植物が見られます。ハチジョウテンナンショウはお客様に人気でしたね。
春ですので、シロダモのウサギの耳のような新芽が目立ってきました。お客様もこのもふもふな手触りを楽しんでいました。
ヘゴの森コースの主役の登場です。お客様もジャングルのような景色に目を奪われていましたね。
ヘゴの特徴を解説したあと、みなさんで記念撮影をしました。
アカハライモリが見られたり、シチトウメジロが見られたり、一瞬でしたがタネコマドリも見られました。
景色も普段見ているものとは全然違いましたね
お客様も満足されていたようです。
今日はヘゴの森にいらしていただき、ありがとうございました