ここ連日、八丈島の天気は雨です。
ときどき強く降ったりしていましたね
そんなわけで、昨日は雨の中で様々な動植物と出会い、紹介しました。
今日の天気予報は曇り。でも、八丈島の天気は当てになりません。
晴れと思いましたら、とつぜんスコールも起きます
ですので、毎回、最悪のことを想定して行動をしています。
昨日は、雨の中、自転車をこぎました
今日のお客様は、苦笑いしながら、昨日の状況をお話してくださいました。
今日は、「2022年5月18日、東京都八丈島のヘゴの森のツアーの様子」と題してのお話です。
連日の雨のあとのヘゴの森コースの様子
ヘゴの森へ入りますと、昨日の雨で、ヘゴの幹、枯れ葉といたるところが濡れていました。
水たまりもたくさんありましたね
写真では分かりにくいですが、ヘゴの幹もしっとりと濡れていました
すごい眺めですね
ヘゴの森を上から見下ろす展望のいい場所に来ました。ゴールデンウィークでは小さかった新芽も、今では全開まで伸長し、あとは葉が拡がるだけとなってきました。
ヘゴの森散策路全コースの様子
どこを歩いてきたか分からないですね(笑)
お客様のご指摘のとおりですね(笑)。私たちはどこを歩いてきたのでしょうか・・・?
ちなみに、私たちが歩いてきた道は写真には写っていません(笑)
フウトウカズラで、スギの木は毎年一本倒れているんですよ
お客様はフウトウカズラの力に驚かれていらっしゃいました。
小さなシダ植物みたいな新芽がありますね
お客様が撮影しているのは、ヒトツバとシシランです。
この場所までシダ植物の解説をしますと、お客様は、シダ植物の葉の裏にソーラス(胞子嚢群)があることが理解されています。
ときどき、お客様は、葉の裏をチェックしていていらっしゃいました
巨大なリュウビンタイが生息している場所に来ました。ヘゴの森では、ヘゴに並ぶ人気のシダ植物です。
リュウビンタイも新芽を出しています。古い葉と交替の時期になってきました。
あっ
この新芽赤いですね
この葉はヤブニッケイですね
ヘゴの森では、ヤブニッケイに似たシロダモの新芽がよく紹介されています。お客様に指摘されて、ヤブニッケイの新芽の存在を再確認しました。
あっ
キノコがある!
お客様が撮影されていらっしゃるのは、ウチワタケです
本来、ウチワタケはせんべいの様に硬いのですが、今は生長時期。触ってみますとふにゃふにゃしていました。
ちいさな葉っぱがいっぱい
これはマメヅタですね
栄養葉と胞子葉があり、シダ植物に分類されます
春になってもふもふの葉っぱが見られたシロダモも、今ではこんなに大きな葉っぱになりました。
触ってみますと今までふにゃふにゃだった新芽も、固くなっていました。
ヘゴの森は、春から深緑の季節になってきました。そして、八丈島は、場所によっては、アオノクマタケランの白い蕾が大きくなり始めていることから、次の季節へ移行が始まっています。
雨が降るかと思いましたが、何とか持ちましたね
面白いツアーでした
今日はヘゴの森へいらしていただいてありがとうございました