暴風が続いた八丈島です。野鳥との出会いは難しい日々でした。
今日は、ようやく風は静かになりました。海も穏やかになりましたね。
今日は、ザトウクジラを見るには最適だったと思います
私の方はといいますと、これまでの野鳥のデータが乏しくなってきましたので、八丈島を回りました。
今日は、「2022年12月27日、曇りときどき小雨の東京都八丈島で野鳥を見てきました」と題してのお話です。
イソヒヨドリ
イソヒヨドリのオスのなわばりは分かってはいたのですが、それが不変というわけではありません。野鳥は動物ですので、都合が悪ければ、場所を変えます。
暴風が続いた日々、私はチェックをしていました。しかし、イソヒヨドリのオスは全く見られなくなりました。
いつも見られるなんて、世の中、そんなにうまい話はないか・・・
と、がっかりしていました。しかし、今日は久しぶりに見晴台に姿を見せました。
雨の中、イソヒヨドリのオスは絵になりますね。
ウミウ
八丈島では、ウミウは冬鳥です。ウミウは、気にしない素振りをしていますと、自由に海を潜り、餌を獲っていました。
今日は波も穏やかでしたので、気持ちよさそうでしたね
シノリガモ
ん!?
変なカモがいる
遠くにいましたこのカモは、双眼鏡を使って観察しても真っ黒に見えました。
何だろう・・・?
ずっと観察していますと、ゆっくりと移動していました。行き先を予測して、待っていますと、近くまで来てくれました。
小さい体ですので、波で上下に揺られたこのカモは、シノリガモでした。写真を撮った個体はメス、オスは綺麗な模様をしています。
ジョウビタキ
観察するだけでしたら、今年もジョウビタキを確認していました。
メスがほとんどですね
オスは、目の前を飛んで通過する一瞬しか確認していませんでした。ところが、タヒバリを観察しているときに、ふっと目の前に姿を現しました。
ジョウビタキのオスは、銀髪で顔が黒いのが特徴です。今年もじっくりと観察できて、ラッキーでした。
チュウヒ
八丈島では、ツミ、ハイタカ、オオタカ、ハヤブサ、チョウゲンボウ、ノスリ、ミサゴが秋-冬に見られる猛禽です。ですが、目の前にデカくて知らない猛禽が、晴れ間をバックに、いきなり上空に姿を現しました。
模様と図鑑を見比べましたら、チュウヒということが分かりました。
チュウヒは、本土では、河川のアシ原などで見られます。すーっと滑空する姿に目を奪われる猛禽です。
私は、八丈島に来てから初めて見ました
強風が続くと、いつもと違う野鳥が姿を現します。もしかしましたら、チュウヒは今回の強風で飛ばされてきたのかもしれませんね。
ときどき、海を見ながら八丈島を回りましたが、今日の私はザトウクジラとの相性は悪かったですね。
代わりに、いろいろなシーンの野鳥と出会えました。
曇りときどき小雨の八丈島でしたが、いつもとは違うシーンに出会えて、私は満足でした。
小雨の日も八丈島は楽しめますね
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