2022年1月23日、八丈島は、晴れたりと、雨が降ったり、大忙しでした。晴れ間が見られましたので、せっかくですので、八丈小島を撮影しました。
ところが、夕方は雨が降り出しました。
同じ日とは思えませんね(笑)
これが八丈島の天気です
やはり、移動はレンタカーがおすすめですね。
さて、天気がよくわからない八丈島。そして、今は冬です。
でも、八丈島は常春の島。気温も今日は少し暖かくなりました。
そうしますと、植物に活気が現れます。
今日は、「2022年1月の東京都八丈島、シダ植物は春の準備を始めています」と題してのお話です。
ウラジロ
ウラジロは、文字通り、葉をひっくり返しますと白い色をしています。お正月の飾りに使われるシダ植物として有名ですね。
寒いと、植物の葉はボロボロになりますね。でも、今の時期、ウラジロの葉を見ますと、生き生きとしていました。
ヒトツバ
私は、八丈島に来る前は、野鳥しか興味がありませんでした。
ところが、八丈島は雨の多い島です。そうしますと、シダ植物がいたるところに生息していました。
植物にうとい私の目にも、シダ植物が入ってきます。そして、ヒトツバですが、本当に八丈島の様々なところで見ることが出来ます。
写真のウラジロは、まだ若く、胞子嚢が発達していませんでした。本来、裏側は胞子で一面茶色になります。
ノキシノブ
八丈島では、代表的なウラボシ科のシダ植物が、いくつか見られます。八丈島の名前がついているハチジョウウラボシ、様々な場所で見られるマメヅタ、そして、ノキシノブです。
ハチジョウウラボシは、山の上の方に生息し、葉の幅も広いです。ふもとの方で見られるのは、ノキシノブです。
葉をひっくり返しますと、胞子嚢が見られます。中心に沿って上から規則正しく2列で並んでいます。
マメヅタ
さきに書きましたマメヅタも、ウラボシ科のシダ植物です。いつもは、まあるい葉っぱの栄養葉に目がいきますが、今の時期は胞子葉がたくさん見られます。
冬に雨が降りますと、寒くなりますね。これは、人だけでなく、植物でも同じです。
ところが、雨が降りますと、今日紹介したシダ植物の色艶が良くなります。冬の雨も意外とシダ植物には良いのかも知れません。
もうそろそろ、視点を地面に移す時期ですね。
私も毎年成長しています。昨年気づかなかったシダ植物の成長の小さな変化を探したいと思います。
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