2021年3月6日、どんより曇り空の東京都八丈島の野鳥の様子

動物

今日は家ですか?

知り合いからのメールの問い合わせがきました。だいたい、私は、

外です

という返事になります。台風とか、大雨とか、強風とか事故につながるような気候以外は、私はフィールドで過ごしています。

八丈島では、私の知らないことがたくさんあるからです


今日は、「2021年3月6日、どんより曇り空の東京都八丈島の野鳥の様子」と題してのお話です。


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最近、八丈島では急にウミネコの数が増えました

本土では、春は強風が吹きやすいですね。それは、ここ八丈島でも同じです。

暖かく感じたり、寒く感じたり、たいへんです

そして、その風がおさまると、多くの場合、野鳥の種類や行動パターンが変わります。

海では、ふわふわと飛ぶ鳥が急に増えました。双眼鏡で、岩礁を見ましたら、たくさんの鳥が羽を休めていました。

ウミネコLarus crassirostrisの群れ
EOS 7D Mark II+EF70-200mm F4L IS USM

ウミネコです

八丈島で、ウミネコを見ると、1年が回って春が来たと実感します


まもなくお別れの冬の野鳥

今年も相性があまりよくなかった野鳥がいます。

ツグミです

最後の最後でじっくりと観察できる機会に出会いました。双眼鏡で観察していたら、少しずつ近づいてきましたので、撮影しました。

ツグミTurdus eunomus
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

私は北国育ちですので、ツグミというと雪の中をイメージします。八丈島ではほとんど雪は降りませんので、緑の上のツグミはとても新鮮です。

逆に、相性のいい野鳥もいました。

タヒバリです

タヒバリAnthus spinoletta
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

近くに猫さんがいるのにも関わらず、顔を出してくれました。タヒバリは体が小さいので、猫さんはあまり狙っていないようでした。

八丈島では、ツグミも、タヒバリも冬鳥です。暖かくなるにつれて、見る機会もじょじょに減っていきます。

また、1年後ですね


今年は、あまり撮れなかった猛禽

昨年は、ノスリは当たり年でした。飛ぶ場所を突き止めていましたので、たくさん撮影できました。

ところが、今年は飛翔パターンが異なりました。飛ぶ場所は分かっていたのですが、撮影はできない場所でした。

双眼鏡で観察をし続けました

調べていると、たまに、おかしな行動をする個体が現れます。今日は2羽いました。

行動パターンから推察すると、風で飛ばされてきた個体ではないかと思われました。せっかく八丈島に来て、羽を休めていますので、そっと撮影をさせてもらいました。

ノスリButeo buteo
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

凛々しい姿ですね

これ以上は近づけませんでしたので、撮影後、すぐにこの場所を離れました。


今日の八丈島は、空はどんよりと曇り空でしたが、比較的穏やかな天気でした。八丈島に来る鳥、そして、八丈島を去る鳥がいます。

日本人にとって、春はスタートの季節です。私も、あと数週間で、八丈島5年目がスタートになります。

4年目よりも成長した1年をを歩みたいと思います

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