今日は家ですか?
知り合いからのメールの問い合わせがきました。だいたい、私は、
外です
という返事になります。台風とか、大雨とか、強風とか事故につながるような気候以外は、私はフィールドで過ごしています。
八丈島では、私の知らないことがたくさんあるからです
今日は、「2021年3月6日、どんより曇り空の東京都八丈島の野鳥の様子」と題してのお話です。
最近、八丈島では急にウミネコの数が増えました
本土では、春は強風が吹きやすいですね。それは、ここ八丈島でも同じです。
暖かく感じたり、寒く感じたり、たいへんです
そして、その風がおさまると、多くの場合、野鳥の種類や行動パターンが変わります。
海では、ふわふわと飛ぶ鳥が急に増えました。双眼鏡で、岩礁を見ましたら、たくさんの鳥が羽を休めていました。
ウミネコです
八丈島で、ウミネコを見ると、1年が回って春が来たと実感します
まもなくお別れの冬の野鳥
今年も相性があまりよくなかった野鳥がいます。
ツグミです
最後の最後でじっくりと観察できる機会に出会いました。双眼鏡で観察していたら、少しずつ近づいてきましたので、撮影しました。
私は北国育ちですので、ツグミというと雪の中をイメージします。八丈島ではほとんど雪は降りませんので、緑の上のツグミはとても新鮮です。
逆に、相性のいい野鳥もいました。
タヒバリです
近くに猫さんがいるのにも関わらず、顔を出してくれました。タヒバリは体が小さいので、猫さんはあまり狙っていないようでした。
八丈島では、ツグミも、タヒバリも冬鳥です。暖かくなるにつれて、見る機会もじょじょに減っていきます。
また、1年後ですね
今年は、あまり撮れなかった猛禽
昨年は、ノスリは当たり年でした。飛ぶ場所を突き止めていましたので、たくさん撮影できました。
ところが、今年は飛翔パターンが異なりました。飛ぶ場所は分かっていたのですが、撮影はできない場所でした。
双眼鏡で観察をし続けました
調べていると、たまに、おかしな行動をする個体が現れます。今日は2羽いました。
行動パターンから推察すると、風で飛ばされてきた個体ではないかと思われました。せっかく八丈島に来て、羽を休めていますので、そっと撮影をさせてもらいました。
凛々しい姿ですね
これ以上は近づけませんでしたので、撮影後、すぐにこの場所を離れました。
今日の八丈島は、空はどんよりと曇り空でしたが、比較的穏やかな天気でした。八丈島に来る鳥、そして、八丈島を去る鳥がいます。
日本人にとって、春はスタートの季節です。私も、あと数週間で、八丈島5年目がスタートになります。
4年目よりも成長した1年をを歩みたいと思います
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