2021年3月31日、東京都八丈島のヘゴの森ツアーの様子

ヘゴの森ツアーの様子

ここ最近、八丈島では、急激に気温が上昇してきました。最高気温は20.6℃、湿度は最高91%R. H.でした。

気づいたら、いつのまにか、カビの発生条件になってきましたね

それでも、フィールドでガイドするには心地いい1日でした。


今日は、「2021年3月31日、東京都八丈島のヘゴの森ツアーの様子」と題して、昨日に引き続いてのガイドでした。


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ヘゴの森は、毎日少しずつ変わります

昨日は、久しぶりの団体さんでした。

ベストをつくしているものの、

あれ?

説明の順番って、これでいいかな?

と、久しぶりのガイドで心の中でパニックになっていたのは、お客様には内緒です(笑)。ただ、目をつけていたものは、今日は一段と大きくなっていました。

植物は、毎日生長しています

今日のガイドで探していたものの答えは、最後の写真で


ヘゴとヤシの木の見分け方

ヘゴを見て、普通は誰しもがヤシの木と勘違いされます。私も初めてヘゴを見たときはそうでした。

でも、ヘゴとヤシの木の違いはすぐに分かります。お客様が指を指しているように、木の一番上にシダ植物のゼンマイのような新芽があるのが、ヘゴです。

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ヘゴ特有の気根で覆われた幹

ヘゴの森を見上げると、空いっぱいにヘゴの葉で覆われます。

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壮観ですね

そして、その視線をヘゴの幹に落としてみて下さい。ヘゴの幹はゴツゴツした硬い毛で覆われています。

これは「気根」です。八丈島のように雨が多い土地では、ヘゴの全身を覆う気根は、効果的に水分を吸収する役割をはたしています。

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高台からのヘゴの森の眺めのベストショットの撮り方

私は、ヘゴの森のガイドの様子を紹介するとき、よく撮影する写真がこれです。

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せっかくの貴重な八丈島の旅行です。この写真の撮り方をお客様に伝授しました。

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どうやるかといいますと、展望のいい場所の一番奥に行き、お客様のように、カメラをできるだけ高く構えます。

そうしますと、誰でもベストショットが撮れます。ヘゴの森にいらしたときは、ぜひ試してみて下さいね。


ビロウの葉は、意外と重いです

ヘゴの森の散策路には、ヘゴ、様々なシダ植物の他に、巨大なビロウがあります。どこにあるかは、散策時のお楽しみとして、落ちている葉にお客様が興味を持たれました。

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これが、けっこう巨大です(笑)。男性のお客様は、普通の身長ですが、ビロウの葉はさらに大きいです。

思ったよりも、重いですね

何ごとも、直接触るというのは大切ですね。


今日のガイドで探していたもの(答え)

春になりますと、八丈島の森ではウサギの耳のような葉がたくさん見られます。これは、シロダモの新芽です。

この新芽、とても柔らかく、もふもふです。

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今日の目標は、お客様に、このもふもふ具合を知っていただくことでした。

フィールドでは、硬い葉の植物が多いです。それは、新芽であってもです。

ところが、例外はどこにもあるもの。

春のもふもふは、シロダモの新芽・・・

こう連想できれば、もう二度と忘れないですね。お客様の楽しい八丈島の旅の思い出の1つに、このもふもふ体験が含まれていたら幸いです。


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