2022年7月23日、東京都八丈島のヘゴの森のツアーの様子

ヘゴの森ツアー

おかげさまで、2022年7月のヘゴの森ツアーの予約はいっぱいになりました。あとは、キャンセル待ちです。

先日、ガイド全員でヘゴの森の草刈りを行いました。2週間経ち、刃の入った草は枯れましたので、散策路はきれいになってきました。

ツアーが快適になってきましたね


今日は、「2022年7月23日、東京都八丈島のヘゴの森のツアーの様子」と題してのお話です。


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ヘゴの森コースの様子

最近の八丈島は、梅雨と夏の季節を言ったり来たりのような天気です。曇りあるいは霧のときもあれば、青空が広がるときもあります。

いずれにしても、湿度は高いですね

昨日は、少しだけヘゴの森へ入りましたが、濃霧でした。今日は、その霧がなく視界は良好でした。

今日のお客様は、装備はバッチリでした。ですので、ヘゴの森散策路全コースを選択しました。

まずは、ヘゴの森コースを歩きました。

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今日のヘゴの森はこのように見えました

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ヘゴの森散策路全コースの様子

後半のヘゴの森散策路全コースは植物散策となります。ヘゴの森には、細い茎のツル性の植物はキカラスウリとフウトウカズラがあります。

フウトウカズラは、コショウ科で、木の幹に硬い根を刺します。長期にわたって、このような状態が続きますと、樹木は枯れます。

フウトウカズラによるスギの木の墓場を観察しました。

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ヘゴの森には、葉っぱのような形のシダ植物が2種類見られます。

ヌカボシクリハランとヒトツバです

ヒトツバは、雨によって胞子が放出されます。隣同士の個体であっても、葉の裏の色は、緑から胞子を蓄えている茶色までさまざまでした。

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オオタニワタリは、巨大な草に見えます。でも、葉をひっくり返しますと、胞子嚢が見られます。

つまり、オオタニワタリは、草ではなく、シダ植物です

お客様は、オオタニワタリの着生という生き方に、興味津々でした

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ヘゴの森の中で、一番高い樹高のビロウヤシの根本に来ました。ちなみに、このビロウヤシ、光るキノコのヤコウタケの宿主でもあります。

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先ほど、細い茎のツル性の植物でキカラスウリとフウトウカズラを紹介しました。ヘゴの森には、もう一種、ツル性の植物が見られます。

テイカカズラといいます

このテイカカズラ、どこまでも大きくなり、茎は太くなります。最終的に、人がぶら下がっても大丈夫なくらいの強度になります。

視線の奥が崩れた形跡が見られましたので、今回は、ぶらさがるような無茶なことはしないことにしました。

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ヘゴの森全コース散策路を歩き続けますと、奥に、ヒカゲヘゴの森にぶつかります。ヒカゲヘゴは、毛に覆われていますので、手触りが動物のようです。

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ヘゴの森の空は曇り空でした。梅雨の雨、暑い日差しの夏と、天気はいずれも違います。

山の中でしたので、比較的過ごしやすかったです。ただし、カはたくさんいました。

ヘゴの森へいらっしゃるときは、ぜひ、カの対策は忘れずにしてください。

楽しい散策でした

今日はヘゴの森へいらしていただいて、ありがとうございました

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