今日は、午前中、例によってキノコの世話でした。様子を見ていると順調そうです。

ノルマはあと1週間まで来ました
終わったら、島外へ出張なんですけれどもね
空を見上げますと、三原山、八丈富士の山頂は雲がかっていました。八丈島は暖かくなり、湿度が上がってきましたね。
そして、午後は久しぶりの団体さんのヘゴの森のガイドです。
今日は、「2021年3月30日、東京都八丈島のヘゴの森ツアーの様子」と題してのお話です。
ヘゴの森での、いつものやり取り

どちらからいらっしゃいましたか?

東京です!

ここも東京なんですけれどもね

笑
このやり取り、映画「今日も嫌がらせ弁当」でおなじみですね。
お客様のつかみはバッチリということで、早速、散策開始です。
現在のヘゴの森の様子
展望のいい場所からヘゴの森を見下ろしました。

ちょっと嘘っぽい写真ですが、この世界は実在します。自画自賛で申し訳ございませんが、ヘゴの森は、とてもきれいな場所です。
お客様、おのおのの携帯やカメラでこの美しいシーンを撮影していました。

ヘゴの森では様々なシダ植物が見られます
ヘゴの森で見られるシダ植物は、ヘゴだけではありません。ここでは、4種類の植物を紹介します。
ヒトツバは、葉の表面から見ますと、ヌカボシクリハランとよく似ています。ところが、裏側から見ますと、全く違います。裏側がのっぺりとしているのが、ヒトツバです。

iPhone 8
リュウビンタイは、都心のガーデニングショップでも手に入るそうです。でも、大きさはとても小さいです。

管理が大変ですからね
ところが、ヘゴの森では、日長・温度・湿度がベストのコンディションです。そうしますと、どこまでも大きくなります。

iPhone 8
マメヅタは、文字通りツタのように樹木などの幹に絡みつきます。でも、光合成をする栄養葉と繁殖用の胞子葉を持ちます。


胞子ということは・・・

そうですね
マメヅタはシダ植物です
実は、ヒトツバ、マメヅタは、リュウビンタイと同じようにシダ植物なのです。
ジャングルのようなフィールドを回ってきました
八丈島は、暖かく、湿度が高い環境です。そうしますと、ありとあらゆる植物はぐんぐんと伸び、フィールドはジャングルのようになります。

今日は、暖かく、無風で、とても過ごしやすかったです。ヘゴの森の散策は、ハイキングのような感じですので、歩いていますと、じわっと軽い汗がでてきます。
植物の散策と適度の疲労に、お客様は大変満足されていました。

次は展望台に行きます!
元気よく団体さんをのせたバスが去っていきました。

今日は、ヘゴの森へいらしていただき、ありがとうございました