今年の夏休み期間、ヘゴの森はお客様で大賑わいでした。予約を管理し、4人のガイドで回し、ガイドの疲労は分散させ、ガイドそれぞれの個性でお客様に対応しました。
そして、他のガイドさんやお客様から、たくさんの学びを得られた貴重な期間となりました。
どのようなことも、実際にやると、想像していたこと以上のことが起きます。

浮き上がってきた課題は、今後、テストをして、改善しようと思います
さて、この夏休み期間ですが、今日が私のラストのガイドです。そして、何ごともなく、お客様をご案内し、無事に終わりました。
今日は、「2022年8月30日、東京都八丈島のヘゴの森のツアーの様子」と題してのお話です。
ツアーのはじめに、お客様にインタビューをするようになりました
夏休み期間中に、私はある行動をするようになりました。ツアーをはじめる前に、お客様のスケジュール、ご希望をお尋ねするようになりました。
お客様の行動力、時間は、有限です。インタビューをすれば、どれがお客様にとって一番楽しい時間になるか、明らかになります。

八丈島の植物や野鳥について紹介していただけませんか?
ヘゴの森内の身近な植物から紹介が始まりました。

ヘゴは、形態からどうしても木に見えます(笑)
今日のツアーでは、八丈島の黄八丈、焼畑農業の歴史、園芸などを順にお話しました。その途中途中で、頭上を指差し、ヤシの木のようなヘゴを紹介しました。
ヤシの木のように見えるヘゴですが、実際はシダ植物です。種子植物との違いであったり、ヘゴの葉身のサイクルなどを解説しました。


言葉では理解しているものの、目の前には木のようなヘゴが存在しています。ヘゴの輪切りを見て、触って、お客様はようやくヘゴがシダ植物であることを認識します。

ヘゴの森の植物の多様性
足元にはキミズやミョウガ、周辺にはリョウメンシダ、カツモウイノデ、シロヤマシダ、ハチジョウベニシダが見られます。少し歩けば、多種多様な植物と出会えます。
若いヘゴは鋭いトゲで茎が覆われていたり、遠くに見えるヒカゲヘゴは毛で覆われています。


空は薄曇りでしたが、最近の雨のおかげで、ヘゴは様々な緑色の葉身を私たちに見せてくれました。

今日のヘゴの森の様子です。

大変だった夏休み期間の私の担当は、今日のお客様で終わりです。何ごともなく、無事に終わりました。

無事故は当たり前ですが、当たり前のことをすることは、とても大変ですね
今このブログを書いていて、どっと疲れが出てきました

となりどうしなのに、本当にいろいろな植物やシダがあるのですね

ウグイスの地鳴きも知りました

近くに、アカコッコやイイジマムシクイもいましたが、少し見にくくかったですね

いいえ、楽しかったですよ

今日は、ヘゴの森へいらしていただき、ありがとうございました
明日のブログの更新は、お休みします。