2022年2月25日、東京都八丈島のヘゴの森のツアーの様子

ヘゴの森ツアーの様子

現在は2024年2月です。ヘゴの森ツアーは人気がありすぎて写真だけ撮って記事にしていないものが、実は、けっこうあります。

私は、今、都心にいます。少しタイムスリップして、記事のストックを出そうと思います。

今日は、「2022年2月25日、東京都八丈島のヘゴの森のツアーの様子」と題してのお話です。

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ヘゴの森は植物が詳しい人のみの場所?

八丈島のヘゴの森ツアーは、10年以上前から始まっています。

ガイドさんも様々なタイプの方がいらっしゃいます。

私の場合は、野鳥と植物のガイドが得意ですし、お客様のリクエストで博士なので研究の世界の様子や英語の勉強方法などのお話もすることもあります。

ヘゴの森は八丈島の山の中にあります。もちろん、植物のガイドがメインになります。

やっぱり、植物に詳しくないと楽しめませんか?

でも、考えてみてください。初めから植物に詳しい人はいらっしゃるでしょうか?

ちなみに、私は八丈島に来てから植物に詳しくなりました

ですので、植物に興味があるだけで十分楽しめます。


ヘゴの森ツアーの様子

お客様は、2022年2月25日、静岡県からいらっしゃいました。当日は気温が暖かかったため、八丈富士にも登られたそうです。

せっかく八丈島に来ましたので、「ヘゴの森」も回ると決めていました!

嬉しいことを言ってくれるお客様です

八丈島は、季節が冬でもシダ植物が普通に見られます。お客様は解説を聴きながら、写真を撮ったり記録を採ったりしていました。

冬は赤い実が目を引きます。これはアオノクマタケラン。

5月下旬から6月にかけて花をつけます。この花がランの花にとてもよく似ています。

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これ、草ですか?

葉をひっくり返してみてください

あっ、葉の裏に茶色い筋がある!

そう、これは雑草に見えますが、ヘラシダというシダ植物です。

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シダ植物の見分け方を学びますと、お客様はどんどんと葉を裏返しにしていきました(笑)。

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冬の八丈島にはコブラの頭のような植物が見られます。12月から見られるのはシマテンナンショウ、2月から見られるのはハチジョウテンナンショウです。

違いは、コブラの頭から紐のようなものが出ているのがシマテンナンショウ

無いものはハチジョウテンナンショウです

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冬は湿度が下がり、まあまあ快適ですが、梅雨の時期には湿度の高い八丈島。水とコケは切っても切れない関係です。

お客様がご覧になっていらっしゃるのはヒノキゴケ。冬の乾燥で少しパサパサです。

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ヘゴは見かけは木ですが、シダ植物です。ですので輪切りにしますと、年輪はありません。

お客様は、ヘゴの幹(茎)を縦から、横から写真を撮っていらっしゃいました。

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ヘゴの森を見上げますと、そこはジャングルです。当日は天気が良かったので、ヘゴの葉身越しに青空が見えますね。


ヘゴの幹(茎)には2面性があります。若いときは棘で覆われ、成熟しますと気根で覆われます。

幹(茎)を触るときは、成熟したヘゴを選びましょう。

そうでないと、手のひらに穴が開きます

注意しましょう

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クライマックスです。ヘゴの森を見下ろす高台に来ました。

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すごいですね!

冬ですので少し乾燥気味ですが、私たちの眼下にはヘゴの傘が広がっていました。

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植物は初心者ですが、とても楽しかったです

お客様は、植物に興味が強くありましたから、静岡県に帰っても色々な植物との出会いを楽しめますよ

そうですね!

探検してみます!


今日はありがとうございました

こちらこそ、今日はヘゴの森にいらしていただき、ありがとうございました


ときどき、ヘゴの森ツアーの昔の記事も公開しますね


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