ここ数日いい天気が続いていますね。八丈島にいらっしゃっているお客様も、満足のいく景色を楽しまれているかと思います。
島民である私も、タイミングよく、外に出られる日でした。せっかくですので、この絶景を私も楽しみました。
今日は、「2020年11月5日、秋の八丈島の八丈小島と夕日の写真を撮ってきました」と題してのお話です。
秋の八丈島の空は澄んでいます
湿度の高い八丈島も、秋になると気温が下がります。気温が下がりますと、水の蒸発量は減りますね。
海に囲まれている八丈島でも、これからは湿度が下がる季節です。温かい八丈島ですが、入道雲の姿はすっかり消えました。
空はうすい秋雲が多くなります。そして、条件が良いと、澄んだ青空になります。
夕日の撮影に必須のアプリ
太陽の沈む位置を調べるために、私はSun Surveyorというアプリを愛用しています。
無料版は、日の出と日の入り、月の出と月の入りの時刻が表示できます。ですが、有料版は、それに加えてGoogle Mapによる情報もあり、使い勝手がとても良くなります。
日中の太陽の位置も表示するため、光の角度などを確認するためにも利用できる優れたアプリです。
夕日を撮影する際は、日没1時間前にはスタンバイしています
夕日といっても日没までの1時間は様々な光を見ることができます。肉眼ではわかりにくいのですが、Adobe Lightroom Classicで撮影したデータを調べてみると、撮影時には気づかなかった色が見られます。
そういうわけで、私は日没1時間前から撮影を始めています。
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右側の超望遠レンズは、万が一、タカ類が出た時に備えたものです。だいたいは空振りです(笑)。
ちなみに、焦点距離は1,344 mmですので、八丈富士の山の上からでもザトウクジラが出たら、遠いですが、撮影することもできます。
昨日の八丈小島の夕焼けはこんな感じでした。
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日没後も素敵な景色が見られます
太陽が海に沈みました。
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夕日も終わり、帰ろうか・・・
と思っている方、いらっしゃいませんか?少し慌て過ぎです。
太陽が沈んだあとも、もう少し楽しめます。先ほどの八丈富士からの写真の撮影のあと、ふもとまで降りてきました。
水平線は赤みがかり、空は紺色になります。
撮影風景はこんな感じでした。
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運がいいと、このような景色を見ることができます。神秘的ですね。
撮影した写真はこんな感じです。
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まるで、Adobe Photoshopで作成した合成写真のように見えますが、八丈島からちゃんと見られた八丈小島の景色です。
八丈島に住めてよかったと思う瞬間です。
この景色、私だけのものではありません。みなさまも、ぜひ八丈島にいらして、この絶景をお楽しみくださいね。
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