ガイドさんって本当に博士なんですよ・・・ね・・・?
その、「・・・」が気になるんですが・・・
疑っています(笑)?
正式には「農学博士(農学)」です
博士になるためには大学に入らなければならないんですよね
そうですね
大学の学部を卒業して学士、修士課程を修了して修士、博士課程を終え、最終の審査で合格すると博士になれます
へぇ~
そうなんですか
異世界に感じます
今日は、「大学ってどんなところ?」と題してのお話です
中学校までは義務教育ですね。でも、多くの方は高校も行くでしょう。
今、小中高の学生さんたちは、その上の大学ってところは気になる場所でもありますね。
今はどうなのか私は知りませんが、大学では、初めに、幅広い知識を手にいれるための扉をより広くするために、語学、科学、人文社会学などの一般教養を学びます。
その積み重ねが終わった後、専門に配属され、各専門の学問分野に応じて、総論(専門分野の系統立てた幅広い知識)、各論(より細部に渡っての専門分野の知識)を学びます。
なんだか難しそうですね
どうなんでしょうか・・・
昔すぎて実感がわきません(笑)
大学は、誰も歩いていない学問分野を自身の力で切り拓くところです
先生から学ぶというよりも、自分で学ぶ、自分で調べる、自分で研究する場所だと、私は思います
大学の学部は、その準備段階の教育の場ですね
へぇ~
大学って高校の延長で、同じような勉強が続くのだと思っていました
高校と違うと聞いて、さらにどんなところか興味が湧きましたか?
大学ってどんな授業をするのでしょうか?
勝手に入ることもできないですし・・・
オープンキャンパスって聞いたことはありませんか?
ああ、そういえば
参加すると、小中高の学校では見られないものが見られます。
例えば、東京農業大学の「食と農」の博物館では、日本に受け継がれてきた家禽の貴重な剥製とか、日本のトラクターの歴史とか、企画展などが見られます。
一見、学問には関係ないように見えますが、研究の延長線上に得られたものを、私たちにわかりやすく説明するような展示でした。
模擬実験なども体験させていただく場合もあります。
そういえば、先日、高校生・保護者・高校教員が対象ですが、知り合いの大学の先生から、こんなお知らせをいただきました。
東京農業大学は、毎年オープンキャンパスを開催されているそうです。ただ、今年はウイルスの問題で、開催方法を議論した結果、2020年8月23日にリモートで行うことになったそうです。
詳細はリンクの通りです。将来、大学に進むのであれば、このようなイベントに参加するのも一つの手ですね。
私が現役のときはありませんでしたので、羨ましいですね
もちろん、東京農業大学のオープンキャンパスは一例です。他の大学でも同様なイベントが開催されています。
ご自身の学問への興味を満たすため、リモートのオープンキャンパス巡りはいかがでしょうか?きっと、近未来の大学の姿が見られると思いますよ。