今年で八丈島は7年目に入ります。これまで、ずっと野鳥を観察してきましたが、昨年、今年と野鳥と出会う確率がガクンと下がりました。
もちろん、いないわけではないのですが、この2年は何故か難しいですね。
先日、環境調査の専門家の方とお会いしたときに、その人とつながりのある人の活動についてお話を伺いました。
常日頃から自身の足で歩き、調べているそうです
継続は大切ですね
今日は、「2023年1月3日、東京都八丈島で野鳥の出現場所の下調べをしました」と題してのお話です。
海沿いは風が寒い八丈島
冬に入り、八丈島はザトウクジラが見られるシーズンとなりました。海の方へ視線を送っている人がたくさん見られますね。
写真は撮っていませんが、私も数回見ました
そうしますと、見慣れた方の姿が見られました。
寒いよ〜
知り合いはずっとザトウクジラを探していました。今日は、クジラ日和で、八丈島ではいたるところで見られました。
トレイルカメラを久しぶりに使いました
人間が起きている時間には限りがあります。ずっと気配を消して観察はできませんし、何でもできるわけではありません。
フィールドといえども機械の力は必要です
昔は、トレイルカメラ(無人カメラ)は自作でした。赤外線センサーや温度センサーとレリーズを介してカメラと繋ぎ、自動撮影をしました。
今は、安価なトレイルカメラがあります
今日は収穫はありませんでしたが、野鳥の声が聴こえましたので、そのうちデータが集まるのではないかと思っています。
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新しいフィールドを探す
私は、フィールドを回るとき、見る場所を固定しています。情報を蓄積することにより、野鳥よりも自身の方が有利な立場に立つためです。
こうすれば、脅かさずに野鳥を撮影できる確率が上がります
でも、最近、野鳥との出会いが悪くなり、工夫が必要になりました。今日はいつもと違う場所に立ち、ずっと待っていました。
こういうときは、何も期待せずにぼ〜っと過ごしています(笑)
ときとして、幸運もあります
ミサゴがダツを捕らえて飛んでいました
当たり前をやり切ってから、当たり前から外れることは、科学の世界では大切です。今、運営している八丈サイエンスクラブでも、同じような進め方で研究をしていますね。
基本から始まり、それが当たり前になりましたら、変化をつけ、その繰り返し後に、もっと難しい研究をする・・・。小学生でも普通に食らいついています。
先日の環境調査の専門家の方との出会いは、私にとっては、学びを再考・再開する素晴らしいきっかけとなりました。
お客様から見せてくれた背中、小学生が見せてくれた背中をしっかり見ながら、自身も成長し、フィードバックできるようになりたいと思います。
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