今年は、人間社会はウイルス問題でバタバタしており、今も継続中です。私は、3月ごろは、
今年は長く感じられるのではないか?
と予想をしていましたが、そんなこともなく、9月になった今、時間の流れはより速く感じられます。
今日は、「1年前の八丈島の秋のフィールドを振り返って」と題してのお話です。
今年は八丈島に渡り鳥はあまり来ていません。ところが、昨年の八丈島は、8月末~9月にかけて、渡り鳥が来島していました。たとえば、セイタカシギ。
水中の生き物をひっきりなしに食べていました。食べるのに夢中なので、自然の姿をそっと撮影できました。
次はコサギ。
精悍な姿と顔立ちですよね。野生に生きる生き物がこの姿を作り出す、その大元に、私は惹かれています。
一般に白鷺とよばれているのは、コサギ、チュウサギ、ダイサギの総称です。八丈島には、コサギ以外にも、チュウサギ、ダイサギ、アマサギ、アカガシラサギなども来島します。
渡り鳥があまり来ていないのは、今年の八丈島では強風がまだ吹いていない(台風が一度も来ていない。)からなのかも知れません。
最後は八丈島で普通に見られるキジバト。
1羽の個体の上に、もう1羽のっていますね。交尾をしているところです。
最近は、ペアのキジバト多く見られます。近所では巣も確認できました。
海岸沿いでは、イソヒヨドリのオスのバトルも見られます。八丈島では、こんな前から、次世代を生む戦いが始まっています。
春・夏・秋・冬と季節は変わりますが、野生ではその流れはシームレスに続いています。ときどき振り返って、
あのときのあの鳥の行動はこういう意味だったのか・・・
と再発見する日々が続いています。八丈島の身近な生き物の生き様は面白いです。
八丈島の滞在中、時間が余りましたら、ぜひ、観察してみてください。おすすめです。
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