おかげさまで、7月に入ってから、お客様をご案内する機会に恵まれた日々を過ごしています。
ありがとうございます
八丈島は生きたフィールドです。自身のフィールドばかり回り続けますと、八丈島の他のフィールドの様子の変化が分からなくなります。
今日はお客様はいませんでしたので、せっかくですので、自身の勉強のために他のフィールドへ行きました。
今日は、「2021年7月12日、東京都八丈島のポットホールへ行ってきました」と題してのお話です。
八丈島のポットホール
ポットホールとは、水や石の力で削られた穴です。八丈島のポットホールは700個あると言われています。
八丈島のポットホールはここにあります。
ポットホールは登龍道路を経由しないと行けません。登龍道路はヘアピンカーブの連続です。
運転に慣れていても、事故を起こしそうな場所です。
ですので、ペーパードライバーは行くことが出来ません。
どうしても行きたい方は、ガイドさんと一緒に行くのをおすすめします。
ポットホールの散策路を一周しました
ポットホール散策路入口付近
ポットホールの散策路は下流側もあります。しかし、今日は散策路が濡れており、川に落ちる可能性がありました。
上流側のみを回りました
スタート地点はこん沢橋です。
コースは、最近は時計回りに回るようです。橋から上流向かって左側から散策路を登り始めます。
散策路を少し歩き、見下ろしますと、こんな感じの眺めです。
散策路周辺のアオノクマタケラン
散策路周辺には、白い花をつけたアオノクマタケランも見られました。
さらに散策路を登りますと、ポットホールに流れ込む水の様子も見られます。
色鮮やかなキノコ
最近の八丈島は相対湿度100%の日が続いています。そうしますと、キノコの子実体が見られます。
こんな分かりやすいキノコなのに、同定できませんでした
ご存じの方、教えてくだされば幸いです
オーストンヤマガラの若鳥
シーシーシー。可愛い声が聴こえました。
オーストンヤマガラの若鳥の声です
EOS 7D Mark II+EF400mm F5.6L USM
春に巣立った若鳥は、もうこんなにたくましい姿になりました。
ポットホールの散策路は、何回か川を渡ります
今日、山側の散策路のみを歩いたのは、道が濡れていたからです。どんなにいい靴を履いていても、道が濡れていますと滑って転びます。
特に、ポットホールは岩が多いです。ここで大怪我をしたら、携帯の電波の圏外ですので、病院へ行くのも大変です。
ですので、道が自身の歩行能力よりも難しいと判断された場合は、回れ右してスタート地点に戻ることをおすすめします。
さて、この散策路、何度か川を渡ります。通過地点から川下側の眺めです。
非日常の綺麗な世界ですね
ぐるっと一周して、スタート地点に戻りました
私がいつもポットホールを撮影する場所(スタート地点)に戻りました。
先ほども書きましたが、歩き慣れていなければ、こん沢橋からこの眺めだけでも十分です。私も、この美しい眺めを見るためだけに1年のうち、何度も足を運びます。
いかがでしたでしょうか?
駆け足でポットホールのコースを回りました。
野鳥は、オーストンヤマガラ以外にも、アカコッコ、タネコマドリ、イイジマムシクイもいました。
野草も、今後、面白いのが出てくるはずです。
八丈富士の登山、海のレクリエーションをやり尽くしましたら、ポットホールはいかがでしょうか?
おすすめですよ
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