今日の八丈島は、午前中天気がもちましたが、午後から予報通りの雨でした。
天気予報が当たって、
おおっ!
と思いました。そのくらい八丈島では天気予報はあてになりません(笑)。
当然のことながら、八丈島でも晴れの日、曇りの日、そして、雨の日があります。晴れの日が人気ですが、曇りなら曇りの、雨なら雨の良さがあります。
そんな2023年2月の上旬に八丈島を回りました。
今日は、「2023年2月上旬の東京都八丈島で見られた身近な植物たち」と題してのお話です。
トゲナシサルトリイバラ
本土ではサルトリイバラがありますね。このツル性の植物には棘があります。
ところが、八丈島にあるサルトリイバラは棘がありません。
ですので、トゲナシサルトリイバラです
昔の八丈島では牛の鼻輪に使われいたそうです。今ですと、飾りのリースの材料として使われています。
だいたい、樹木に絡んで生息していますので、見上げると見つかりますね。今の時期ですと、赤い実が目印になります。
アオキ
アオキは、本土の園芸店では、葉に斑(ふ)が入っていて白い葉のものが多いですね。八丈島のアオキは普通に緑色の葉をしています。
花は春に咲きますが、実が赤くなるのは冬になってからです。
色が変わり始めるのに、随分と時間がかかりますね
今の時期、山に入りますと、実の色が緑から赤に変わっていく様子が見られます。
ツワブキ
八丈島ではツワブキは、冬、特に12月に黄色の花を咲かせる植物です。八丈島でも冬は彩りがなくなりますので、アクセントとして楽しめる植物ですね。
昨年の12月は、少し忙しく、ツワブキを観察する時間がありませんでした。
2022-2023の冬はツワブキは無理だったか・・・
とがっかりしていましたが、探せばあるものですね。今の時期ですと、ツワブキは種ですが、遅く花を咲かせた個体を見つけました。
冬の宿題を片付けられました
ヤブツバキ
八丈島では、ヤブツバキは場所によって、花を咲かせる時期が違います。
花びらがボロボロになったものをたくさん見てきましたが、このヤブツバキも時間差で咲いている木がありました。
ヤブツバキの花の撮影は、前もって蕾をマークしておいて、継続して観察してベストのタイミングを待ちます。
今季は十分な時間をかけて観察をしませんでしたので、ヤブツバキの花の撮影は諦めていました。
写真は、違う目的で林道に行ったときに、撮影しました。
今日の八丈島は曇りのち雨でした。2月上旬の八丈島は、晴れ、曇り、雨と忙しい天気でしたね。
それでも、身近な植物はいろいろな姿を見せてくれます。気温が暖かくなり、次は春の花でしょうか?
楽しみですね
PR