2023年9月、東京都八丈島に来た渡り鳥について

動物

今日、私の車が総走行距離100,000 kmを越えました。八丈島へ来島して7年目、車を買ってほぼ9年目で到達です。

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研究者時代はあまり車に乗っていませんでしたので、八丈島でいかに車のお世話になったか分かりません。次の車の納車がまだですので、もう少しこの車と一緒の生活が続きます。


さて、この車の活躍で、私は八丈島で色々なフィールドへ行くことができました。そのおかげで、今月も様々な渡り鳥と出会うことができました。


今日は、「2023年9月、東京都八丈島に来た渡り鳥について」と題してのお話です。


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ホシムクドリ

八丈島に住み始めてから、バードウォッチャーさんと知り合いになりました。その方は、ホシムクドリのお話をされました。

私はムクドリとコムクドリは見たことがありましたが、ホシムクドリは見たことがありませんでした。

それから、毎年のようにホシムクドリの来島の知らせは聞いていたのですが、出会う機会はありませんでした。

そして、今年、目の前をふっと通過した野鳥を見て、

イソヒヨドリか・・・

と私はシルエットと行動で判断しました。でも、念のため、双眼鏡で見ました。まだら模様でしたので、

イソヒヨドリの若鳥か・・・

と思い立ち去ろうとしました。

まてまて、イソヒヨドリの若鳥ってまだら模様だった?

もう一度よく見ましたら、お腹が点々の模様になっていました。

あ゛っ!

ホシムクドリだ!

これは心の叫び(笑)。見ましたら、くちばしを、がば〜っと開けていました。

警戒されているのかなぁ・・・?

と思っていましたら、ホシムクドリは近くに止まっているモズに怒っていました。モズはこの時期なわばり意識が高まります。

モズは何度もホシムクドリに襲いかかっていました。

ホシムクドリSturnus vulgaris
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

タカブシギ

風が強い日、野鳥は移動する傾向があります。9月に強風がありましたので、その翌日にフィールドに出てみました。

見過ごしそうでしたが、鳥のシルエットで気が付きました。八丈島にタカブシギが来ていました。

タカブシギTringa glareola
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

チュウジシギ

シギの仲間には、タシギ、チュウジシギ、オオジシギがいます。見分け方が難しい野鳥ですね。

以前は水田がありましたので、タシギはよく見られたのですが、今の八丈島は水田がほとんどありません。見つけにくくなりました。

双眼鏡を構えていましたら、たまたま視界にオレンジ色の尾羽根が見えました。

タシギ、チュウジシギ?

八丈島ではオオジシギは稀です。とりあえず、写真を撮って調べたところ、チュウジシギでした。

額が飛び出て、とぼけた顔が何とも愛らしいです(笑)

チュウジシギGallinago megala
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

アメリカウズラシギ

野鳥は、私たちが知らないうちに、八丈島に渡ってきます。予想に反して、変わったところに出てくることもあります。

お腹をすかせていたのか、ひたすら採餌をしていました。あまり見ない形でしたので、すぐに渡り鳥であることが分かりました。

ところが、シギ・チドリの判別は簡単ではありません。そっと撮影し、図鑑で見比べました。おそらく、アメリカウズラシギだと思います。

アメリカウズラシギCalidris melanotos
EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

今日は、「2023年9月、東京都八丈島に来た渡り鳥について」と題してのお話でした。

私の車は9年間で100,000 km走り、そのおかげで2023年9月の今月も様々な渡り鳥と出会うことができました。

八丈島に住んで始めてみたホシムクドリ、強風で飛ばされてきたと思われるタカブシギ、偶然の出会いのチュウジシギとアメリカウズラシギ。

今月は出会いの多い月でしたね

来月も楽しみです


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