日本は3つの低気圧で囲まれています。強風が発生しやすい状況で、強風は海の状態に影響を与えます。
昨日の八丈島観光協会のXで東海汽船の定期便の欠航が発表されていました。そして、今晩の東京発の定期便も欠航となりました。
それだけ悪天候ということです
私は、これまで内陸で生活していた期間が長く、海の近くに住むのは八丈島に来てからです。
ですので、知らないことを知る機会に恵まれています
今日は、「2025年1月7日、強風・波浪注意報が出ていた東京都八丈島の海の様子」と題してのお話です。
初めに、今日の八丈島は強風・波浪注意報が出ていました。このような天気のときに海沿いに近づいていはいけません。
海に落ちましたら助かりません。海の波のすべての写真は安全なところから望遠レンズあるいは超望遠レンズで撮影しています。
海沿いには誰もいませんでした
今日は西風、風速10 m/s前後の強風が吹いていました。気温は13˚C前後。体感温度は1˚Cくらいになります。
寒すぎて人がいないわけです
八丈島周辺の海はしけでした
つい数日前は凪で漁船が操業していました。しかし、今日の八丈島周辺の海は大荒れでした。
海を眺めますと、ひっきりなしに大きな波が次々と八丈島へ向かってきます。
今日のような海を強風の中で眺めていますと「自然は怖い」、「自然は近寄りがたい」の方が口に出ます。
一瞬だけ海に日差しがかかりました
今日の八丈島の空は厚い雲に覆われていました。それでも、一瞬太陽が見え、写真は撮りませんでしたが、天使のはしごも確認できました。
波の後ろ側から光が入り、このときだけは怖い海も美しさを見せました。
それでも八丈島に近づいてくるほとんどの波は怖い
先ほどまでの写真は望遠レンズで撮影したもの。さらに大きく見るために超望遠レンズで波を撮影しました。
今日の波は高く、写真でも分かるように人を簡単に飲み込むほどのものばかりでした。
綺麗というものはなく、怖いものばかり。
八丈島を紹介する媒体は綺麗な映像や写真しか掲載していませんが、本当はこういう世界も半分はあります。
今は2025年。人が蓄積した知識や道具のおかげで、安全な場所で離れて観察できていますが、50年前だったら、100年前だったら、500年前だったらどうだったのでしょうか?
このような自然環境を乗り越えるため、八丈島の島民は対策を練って、海に近づかない時間の過ごし方を生み出す過程で文化を発達させてきたのか?といろいろ思いを馳せました。
今日は、「2025年1月7日、強風・波浪注意報が出ていた東京都八丈島の海の様子」と題してのお話でした。
今日のような天気のときは、海に近づいてはいけません。安全な場所から海の様子を観察しました。
「自然は美しい」という言葉はよく聞きますが、八丈島では「自然は怖い」、「自然は近寄りがたい」というのも等しく言葉が出ます。
怖い波を見ながら昔に思いを馳せました。
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