冬の強風の中の東京都八丈島で黒くてまるっこい野鳥を観察してきました

動物

2021年1月19日の八丈島は強風でした

海沿いで、双眼鏡で鳥を見ていましたら、雨のように波しぶきがかかりました。また、車で海沿いを走りましたら、波しぶきが風に飛ばされて、車が塩だらけになりました。

風の強い八丈島では、海岸から離れた安全な場所でも、このようなことは、しばしば起きます。


今日は、「冬の強風の中の東京都八丈島で黒くてまるっこい野鳥を観察してきました」と題してのお話です。


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強風の八丈島でのバードウィッチング

今日の八丈島の気象条件は、気温9℃、風速10 m/s、湿度が72% R. H.でした。この条件ですと、体感温度は-4.7℃と見積もられるそうです。

八丈島に長く住んでいる方々には、このくらいの寒さに感じるかも知れませんね

今日は強風ですので、野鳥は風から隠れてしまいます。八丈島にまったくいないという訳ではありませんが、無理やり近づきますと、強風で鳥が飛ばされてしまいます。

運が悪いと鳥に怪我をさせるかも知れません

ですので、野鳥に対してプレッシャーをかけず、のんびりとデータ取りをしていました。外の様子はこんな感じでした。


最近は、黒くてまるっこい野鳥にハマっています

黒くてまるっこい野鳥とはこれです。

オオバンFulica atra
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM

オオバンといいます。八丈島では、12月くらいになると水辺で見られ始めます。

以前にこのブログでも、オオバンを紹介しました。

このときは、淡水に住む貝を食べていましたね。


オオバンは、淡水に住む貝や巻き貝、水草が大好きです

野鳥の写真を撮影するとき、散歩をする人から学んだ「私は鳥に興味ない」作戦をよく使います。

今回も、オオバンに対して、私は興味ないよという態度をしばらくとっていました。すると、ひょこひょこっと姿を現しました。

私が観察していたフィールドでは、水草が目的だったようです。

私は近くにいたのですが、オオバンは嫌がらせをしないと理解したのかも知れません。まるで私はいないかのように、自然な姿を見せ始めました。

オオバンは、アグレッシブに水草を引きちぎり、食べていました。

オオバンFulica atra
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM
オオバンFulica atra
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM

野鳥によっては、強風をものともしない種もいるようです

オオバンは、伸びをしたり、羽繕いをしたり、しゃがんだり、立ったりと忙しなかったです。そうかと思えば、近くに人が来るとピューッと草むらに走って隠れてしまいます。

ただ、近くで散歩している人もオオバンには興味を示していませんので、お互い悪い距離感ではありません。その証拠に、しばらく経ちますと、また、ひょこひょこっと出てきます。

今日の強風については、オオバンはあまり気にしていないようです

オオバンFulica atra
EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM

私は、野生動物について知らないことがたくさんあります。しばらくは、このオオバンから色々学びたいと思います。

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