2025年6月下旬、東京都八丈島で見られた身近な植物 ~その1~

植物

昨日(2025年6月25日)は台風2号から熱帯低気圧の影響を受け、八丈島は久しぶりに雨となりました。また、強風ため、昨日の3便は欠航しました。


今日はいい天気でした。というか

暑かったですね

八丈島は湿度の高い空気がまだありますが、近いうちに本格的な夏が訪れるのでしょう。

そんな6月下旬、私の周りの身近な植物も替わっていました。


今日は、「2025年6月下旬、東京都八丈島で見られた身近な植物 ~その1~」と題してのお話です。


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チガヤ

チガヤは春から見られます。色々な姿を見せてくれます。

そして、最後は猫じゃらしのような「ふわふわ」となります。そのふわふわがまだ残っていることに驚かされています。

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ネジバナ

ネジバナは螺旋状に花を咲かせる変わった植物です。何もこんな面倒くさそうな構造にならなくても良いと思いますが、自然というものは本当に不思議です。

今年はよく見ていなかったので、私のフィールドのネジバナのベストの開花を逃してしまいました。

とりあえず写真が撮れそうな個体を探して撮影しました。植物は1年に1度しかチャンスがありません。

植物の写真撮影は本当に難しいですね

ネジバナSpiranthes sinensis var. amoena
EOS 6D Mark II+EF50mm F2.5 Compact Macro

ハマナタマメ

ハマナタマメの開花は終わりそうと思っていましたが、次々と花を咲かせています。

私の海沿いのフィールドのハマナタマメは、蕾が発達しており、しばらくは花は継続して見られそうですね。

訪花昆虫はアリが多く、さすがハチ目の昆虫だと思いました。

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ハチジョウアザミ

山へ行きますと、今は継続してハチジョウアザミの花が見られます。

ハチジョウアザミはぱっと見は紫色の花です。でも、よ~く見ますと、若い花は白い花粉がついており、時間が経過した花は紫一色になります。

私は、最初、このような生態を知りませんでした。

アザミの花は筒状花の集合体で出来ています。葯筒の中に花粉があり、筒状花の基部の花糸が曲がることで中から花粉が押し出されます。

植物は動物に対して「静」のイメージがあります

でも観察しますと違うようですね

ハチジョウアザミCirsium hachijoense
EOS 6D Mark II+EF100mm F2.8L Macro IS USM

シマホタルブクロ

6月末、私が待っていたのはシマホタルブクロの開花。最近になり、シマホタルブクロの植物体が急激に生長し、大きな蕾も見られました。

もうそろそろ開花かな・・・?

海沿い、山の中腹、更に上とフィールドを回りました。やはり温かいので、海沿いが最初、山の中腹はこれからという感じでした。

毎日観察しているフィールドのシマホタルブクロが開花しましたので、撮影させてもらいました。

シマホタルブクロCampanula microdonta Koidz.
EOS 6D Mark II+EF100mm F2.8L Macro IS USM

今日は、「2025年6月下旬、東京都八丈島で見られた身近な植物 ~その1~」と題してのお話でした。

気づきましたら春は終わり、植物は入れ替わっていました。身近なチガヤ、ネジバナ、ハマナタマメ、ハチジョウアザミ、シマホタルブクロの様子を紹介しました。


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