2024年春、東京都八丈島のサクラの花と野生のイチゴの花ついて

八丈島のフィールド

最近の八丈島は暖かいですね。北国育ちの私からしますと暑いです(笑)。

もうそろそろ、冬用の服装は交換かもしれません。

冬鳥は去りつつあり、渡り鳥が立ち寄り始めました。

八丈島の季節はすっかり春になりましたね


今日は、「2024年春、東京都八丈島のサクラの花と野生のイチゴの花ついて」と題してのお話です。


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白いサクラの花

オオシマザクラの白いスポットが見られる八丈富士

本土のサクラはソメイヨシノが有名ですね。薄ピンク色のサクラで、日本では最も有名なと言えるでしょう。

ソメイヨシノはエドヒガン(母)とオオシマザクラ(父)を掛け合わせてできたものと言われています。

さて、八丈島のサクラといいますと、ソメイヨシノももちろんあるのですが、野生種のサクラがメインです。

オオシマザクラです

ソメイヨシノの父の方ですね

オオシマザクラは白っぽい花をつけますので、八丈富士側を見ますと、山の中腹に白いスポットがたくさん現れます。

これが八丈島の春の風景です

EOS 6D Mark II+EF24-105mm F4L IS USM

オオシマザクラに囲まれた逢坂橋

八丈島の売りの景観の1つに逢坂橋からの展望があります。八丈富士と八丈小島の組み合わせのとても美しい景色が見られます。

逢坂橋沿いにもオオシマザクラが見られ、安全のため運転手さんは見られませんが、同乗者は道路周辺のサクラも楽しめます。

逢坂橋からの景観は素晴らしいのですが、これを下から見たらどうなるでしょうか?

白い逢坂橋はスポット状に見られる白いオオシマザクラで囲まれています。

角度は違いますが、このような景色もいいですね

EOS 6D Mark II+EF24-105mm F4L IS USM

八丈島の野生のイチゴの花

八丈島では、野生のイチゴのことをアビと総称してよびます。気温も暖かくなってきましたので、アビの花の群生が見られるようになってきました。

このアビ、正式には3種に分類されます


カジイチゴ

八丈島の野生のイチゴの中で、一番小さい花をつけます。花は上向きに咲きます。実の色はオレンジ。

カジイチゴRubus trifidus
EOS 6D Mark II+EF100mm F2.8L Macro IS USM

ハチジョウクサイチゴ

カジイチゴよりも一回り大きい花をつけます。花は上向きに咲きます。茎にはトゲがあります。実の色は赤。

カジイチゴとハチジョウクサイチゴはよく似ていますが、隣同士で見比べますと、花の大きさ、葉の形、茎のトゲが違うことが分かります。

ハチジョウクサイチゴRubus nishimuranus Koidz.
EOS 6D Mark II+EF50mm F2.5 Compact Macro

ハチジョウイチゴ

ハチジョウイチゴは花がつけば一発で分かります。花は上下逆さまに咲きます。

八丈島で私が最初に覚えたアビは、分かりやすい、ハチジョウイチゴでした

ハチジョウイチゴRubus ribisoideus
EOS 6D Mark II+EF100mm F2.8L Macro IS USM

今日は、「2024年春、東京都八丈島のサクラの花と野生のイチゴの花ついて」と題してのお話でした。

最近、暖かい八丈島です。花が咲き始めています。

八丈富士、逢坂橋はオオシマザクラの白い花のスポットに囲まれ、山ではアビの花がたくさん見られました。


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