動物や野鳥の写真撮影の標準の超望遠レンズ 600 mmレンズ

写真機材
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解説

昔は、焦点距離400 mmレンズが野鳥写真の用のレンズでした。近年は高画質の焦点距離600 mmのライトバズーカが野鳥写真の世界に普及したため、600 mmレンズは野鳥写真の標準レンズとなりました。

600 mmレンズは、300-400 mmレンズよりも遠くから撮影ができます。この利点のおかげで、野鳥を脅かさないで撮影する確率が上がります。

また、大口径の600 mmレンズの場合は、テレコンバーターと併用できますので、焦点距離を更に伸ばすことができます。

野鳥写真愛好家にとっては、最も欲しいスーパーレンズですね。

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Sonyの600 mmレンズ

Nikonの600 mmレンズ


EF600mm F4L IS II USM

私はCanonのEF600mm F4L IS II USMを使っています。2012年5月に発売された古いレンズですが、前側に巨大な蛍石レンズが2枚使われているため、最新のRF600mm F4 L IS USMと互角の描写をします。

レンズの性能はずば抜けています。シャープさと色合いのいい写真を提供してくれます。

このレンズで撮れない野鳥写真は無いと思えるほど、高性能レンズです。

しかし、重量はとても重いので、扱えるのは筋力のある若い時だけだと思います。私のような高齢になると使っているだけで怪我をしますので、日頃から怪我防止のための筋トレが必要です。

長所

  • レンズ構成は12群16枚です。レンズの前側に巨大な蛍石レンズが贅沢に2枚使われています。仕上がった画像が素晴らしいです。
  • オートフォーカスが速いです。
  • 約4段分のImage stabilizerが秀逸。レンズのバランスもいいので手持ち撮影も可能です。
  • EXTENDER EF1.4xIIIとの組み合わせでも画像が劣化しません。APS-Cフォーマットのカメラとの組み合わせですと、1,344 mmの超望遠レンズになります。
  • 防塵防滴。八丈島には必須です。

短所

  • 重さが3,920 gです。私は手持ち撮影も多いのですが、気をつけていないとその大きさと重さで怪我をします。
  • 三脚を使用する場合は大型のものが必要になります。

作例



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