2021年も年末です。日本人の方々には年賀状を、海外の友達にはクリスマスe-mailを出しました。
2021年12月23日の朝は、外国の先生から日本語の記事の翻訳を頼まれ、久しぶりに真面目に英語を書きました。先生から、
こんな風にしたよ〜
とお返事が来ました。内容を確認しますと、いくつかの修正がされていました。
修正版を見て、
ああ、ここの変な表現に何で気づかなかったんだろう・・・?
英語が下手になっていましたのは、少し寂しかったですね。やはり、どんなことも継続した訓練が必要です。
明日から年明けまで、怒涛のガイドラッシュが始まります。EOS R3を持ち出して撮影したいのですが、万が一、怪我をしたら大変なことになります。
じっとしていることにします
そんなわけで、昨日のことを書きます。
今日は、「2021年12月22日、東京都八丈島で環境調査のついでに色々回ってきました」と題してのお話です。
環境調査は仕事ですが、その眺めは絶景です
今の私の一番の稼ぎは環境調査です。お給料をもらっている以上、求められたデータを提出しなければなりません。
週3回、フィールドに出て観察しています
フィールドに出て観察することのみを目的にしましたら、いつも同じ場所ですので、面白くありませんね。大切なのは、その場所に行った機会を活かすことです。
目的地に到達する過程でも、八丈島のフィールドはこんなにも美しいです。
八丈島では、まだアサギマダラを見ることが出来ます
昆虫関係の研究をしていたからといって、私は昆虫の分類の専門家ではありません。私の場合、野鳥、野草、昆虫を色々見ていますが、趣味の延長線上ですね。
でも、小さい頃から野外で遊ぶ習慣がありませんでしたので、この歳になっても、外に出ると、いつも新鮮な気持ちで自然に触れ、学びを得ています。
目の前に大きなチョウが留まりました。本来、昆虫は近づきますとすぐに逃げます。
でも、このチョウはいつまでもいました。
アサギマダラといいます
以前、チョウの写真を上手く撮る研究者仲間と話したことがあります。
コツは?
昆虫は変温動物です
朝か夕方の気温が低い時を狙いますと、けっこういい写真が撮れますよ
アサギマダラを見ていて、このアドバイスを思い出しました。そう、最近の八丈島の気温は低いのです。
アサギマダラの動きが鈍くなるのは当然です。iPhone 12できれいな写真が撮れました。
八丈島は冬でも花をつける植物があります
本土の冬は寒いですね。ここ八丈島は海に囲まれていますので、本土よりは暖かいです。
以前紹介した、イズノシマダイモンジソウの花が普通に見ることが出来ます。それ以外にもツルソバやテリミノイヌホオズキ(?)も花をつけています。
八丈島って春夏秋冬のいつの時期も生物の多様性がありますよね
どんな仕事もこうしなければならないというのはありますし、それを守ることはとても大切です。でも、それに固執すると、そこに関係する仕事が単なる労働となり、つまらなくなりますね。
私は、いつも仕事の外側に目を向けています。私の仕事は単純な作業ですが、視点を外に向けますと、たくさんの情報が入ってきます。
いつも一緒でつまらないな〜
から
次の出会いは何かな
と期待で膨れ上がります。
当たり前の世界には、いつも当たり前でない世界が隣接しています。それを探すために、毎回、調査をしています。
PR