2024年6月19日、梅雨の晴れ間の東京都八丈島の動植物の様子

八丈島のフィールド

昨晩はいきなりのスコールに驚かされました。ちょうど外にいたのですが、速攻で車の中に避難しました。

八丈島は島ですので、このような気象の突然の変化は普通です。

ここが八丈島だということを忘れていました(笑)

さて、本当ならば今の時期は雨あるいは霧の八丈島です。今日はつかの間のいい天気になりました。


今日は、「2024年6月19日、梅雨の晴れ間の東京都八丈島の動植物の様子」と題してのお話です。


スポンサーリンク

一瞬ですが、久しぶりの青空が見られました

八丈島は梅雨に入りますと、特に山は霧となります。車を運転するときは視認性を良くするためにヘッドライトをオンで運転します。

昨晩も強い雨が降り、

今日はどうなるかなぁ・・・?

と思っていましたら、予想外のいい天気でした。

せっかくですので外に出てみますと、綺麗な八丈小島が迎えてくれました。

EOS 6D Mark II+EF24-105mm F4L IS USM

ウミネコの口は思いの外大きいです

野鳥のくちばしは固くできており、外見はおちょぼ口のような形をしています。

私はウミネコといい関係を築いているのですが、近くに止まったときはお澄まし顔です。

ところが、今日は様子が変でした。見てみますと、口を開けているのです。

それが、ただくちばしを広げているのではなく、ガバーっとです。

その大きさ、顔の半分くらいです。

昔、岩明均先生の「寄生獣」というホラー漫画がありました。寄生獣に寄生された人間は、頭がガバーっと広がり、隣の人を食べます。

ウミネコの口は、そのくらいのノリでした。

魚を丸呑みするのは伊達ではありませんね

ウミネコLarus crassirostris
EOS R3+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

シマヤマブキショウマとハチジョウショウマ

八丈島には〇〇ショウマという名前のついた植物が2種あります。八丈富士の鉢巻道路では簡単にこの2種を見ることができます。

以前6月に入りましたので、この時期に咲くシマヤマブキショウマを紹介しました。例年は霧の中で見る花です。

あれから2週間ほど経ちました。シマヤマブキショウマは満開になっていました。

シマヤマブキショウマAruncus dioicus (Walter) Fernald var. kamtschaticus (Maxim.) H.Hara
EOS 6D Mark II+EF50mm F2.5 Compact Macro

植物を散策するとき、歩くのが一番です。シマヤマブキショウマを見ながら歩いていますと、違う植物に目が留まりました。

シマヤマブキショウマに似ていて、でも違う植物です。

これは、ハチジョウショウマです

八丈島では、ハチジョウショウマは八丈富士と三原山両方で見ることができます。時期的には、シマヤマブキショウマが先に咲き、ハチジョウショウマが後から咲きます。

今日は、花をつけ始めたハチジョウショウマが1個体だけでしたので、これからどんどん咲き始めるでしょう。

八丈富士に来る楽しみが一つ増えましたね

ハチジョウショウマAstilbe hachijoensis Nakai.
EOS 6D Mark II+EF50mm F2.5 Compact Macro

今日は、「2024年6月19日、梅雨の晴れ間の東京都八丈島の動植物の様子」と題してのお話でした。

つかの間の晴れ間に、八丈小島を見てきました。

いつも仲良くしているウミネコの意外な口の大きさに驚かされました。

そして、シマヤマブキショウマに続き、ハチジョウショウマも花をつけ始めました。

しばらく梅雨が続きますが、自然は季節の変化を読み取って生長していますね


明日のブログの更新はお休みします。

タイトルとURLをコピーしました