本土の生活圏では、霧はあまりありません。ここ八丈島ではこれから梅雨で霧の季節です。
今日は2022年5月13日。まだ6月ではありませんが、季節を先取りして、梅雨っぽい景色になりました。
例えば、大潟浦園地から大坂橋を眺めますと、橋の途中で視界が無くなります。
反対側を向いて、八丈小島を見ますとこんな感じです。
だいたい、標高100-150 mより上は地上から見えなくなっていました。
今日のANAの2便と3便は、強風で欠航となりましたが、視界不良も原因の一つかも知れませんね。
いつも思うことですが、八丈島って、なかなかユニークな環境ですね
今日は、「2022年5月13日、霧の中の東京都八丈島で身近な花を見てきました」と題してのお話です。
トベラ
トベラの花の季節はもう終わっていますね。この部分はゴールデンウィーク前のお話です。
八丈島には、トベラはいたるところにあります。海沿いも、人が住む生活圏でも、生息域が広いですね。
そして、春が初夏に移るころ、たくさんの白い花が咲かせます。緑の葉、黄色い雄しべ、そして、白い花びらの対比が美しい花ですね。
ウツギ
5月に入り、季節が進みますと、別の白い花に主役がスイッチします。今ごろですと、いたるところで見られる白い花は、ウツギです。
写真ではウツギの個体の一部を撮影していますが、全体像は低木の個体です。たくさんの満開な白い花に包まれています。
テリハノイバラ
テリハノイバラは、「イバラ」の文字通り、棘があります。気をつけていないと、足でも、手でも刺さります。
霧の中のテリハノイバラは、とても印象的です。
霧が続きますと、集まって、最後は目に見える水になりますね。ですので、山でも海沿いでも、八丈島のテリハノイバラは、水滴に包まれて生息しています。
ノアサガオ
ノアサガオは、八丈島では身近に見られる植物です。このノアサガオが花を咲かせる時期、昆虫の活動も活発になります。
ですので、きれいなアサガオの花の姿と対象的に、食痕のある葉が増えてきます。
今は、野鳥も繁殖期です。スズメ、イソヒヨドリは、ひたすら昆虫を集め、巣に運んでいます。
ノアサガオが生息する場所も、きっと昆虫がたくさんいるのでしょうね。
今日紹介した花は、八丈島の生活圏でも簡単に見られます。本当は、山の方も回ってみたかったのですが、安全性に自身が持てませんでしたので、今回は身近な場所を回りました。
でも、けっこう色々な植物が生息しているんですよ
たまには身近な場所を散策するのもいいですね
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