北風が吹き寒い日々が続いていた八丈島ですが、今日は南風。急に春になってきました。
私は念のため冬服で活動していますが、もう暑くてたまりません(笑)。
でも、冬から春は気温差がありますので、季節の変化を軽く見てはいけません。しばらくは厚着ですね。
今日は、「2025年3月12日、急に春っぽくなってきた東京都八丈島を回ってきました」と題してのお話です。
青空の八丈小島
八丈島は南風が強くなってきました。数日前にツバメを見ましたが(すみません。証拠写真は撮っていません。)、八丈島も春に近づいています。
天気が良いので八丈小島を見てきました。印象的な青い空、青い海ですね。
でも、実際には強風です。

風、強っ!
と吹かれながら八丈小島を1枚撮影しました。

ザトウクジラ
羽田空港からのアクセスがいい八丈島。1時間弱で到着です。
そして、小さな八丈島周辺では陸からザトウクジラがいつも見られます。

けっこう貴重な場所ですね
双眼鏡で海を眺めていましたら、ブローが見られました。写真は超望遠レンズで撮影していますが、もちろん肉眼でも見えます。

EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
ツグミ
2024年-2025年冬、私はツグミとあまり出会えませんでした。
簡単に出会える年もあれば、今年のように出会えるのが難しい年もあります。

今年は無理なのかなぁ・・・
とあきらめていましたが、見ることができました。
ツグミは冬鳥です。春になった今、近いうちに八丈島からこのツグミも去ってしまうことでしょう。

EOS R3+Mount Adaptor EF-EOS R+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
モズ
昔、野生動物の生態写真に特化した雑誌、アニマが平凡社から出版されていました。アニマからは現在も有名な動物写真家が育ちました。
その方々が審査員として次世代の写真家を発掘すべく、プロ・アマ合同のフォトコンテスト、アニマ賞というものがありました。

実は私も出したことがあります
当時は大学院生でした。さすがに専業のプロを差し置いてアニマ賞を受賞することはできませんでしたが、特集号で2回ほどプロに混じって写真を掲載されたことがあります。
そして、そのテーマの一つがモズの生態写真でした。10枚組の写真でしたが、リモートコントロールを多用し、今でも上回ることができない写真がけっこう含まれていました。
モズは今でも大好きな野鳥です。
八丈島で野鳥のデータを集めていて、モズの出現位置の偏りに気が付きました。
双眼鏡で観察しますと、すでにペアを作っていました。
今はメスが食欲旺盛です。このあと巣作りと並行して求愛給餌が始まります。
本業との兼ね合いもありますが、このペアの子育てを最後まで観察したいですね。

EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII

EOS 7D Mark II+EF600mm F4L IS II USM+EXTENDER EF1.4xIII
今日は、「2025年3月12日、急に春っぽくなってきた東京都八丈島を回ってきました」と題してのお話でした。
春っぽい八丈小島、ザトウクジラ、ツグミ、モズのペアを紹介しました。
もう少し立ちますと、イイジマムシクイが来島し、モスケミソサザイとタネコマドリがなわばり争いを始めます。

もうすぐ春ですね
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